潮文庫<br> 見えない鎖

個数:

潮文庫
見えない鎖

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 396p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267020490
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

神戸に住む女子短大生の生田有子は、幼い頃に母が失踪し、今は警備員をしている父・有正と二人暮らし。ところがその父が、ある日仕事帰りに刺殺される。「人に恨まれることなんてないお父ちゃんがなんでこんな目に…」。しかし、次第に浮かび上がる父の秘密に直面した有子は、自らの手で真相に迫ろうとする。江戸川乱歩賞作家が満を持して贈る渾身の長編ミステリー、待望の文庫化。

著者等紹介

鏑木蓮[カブラギレン]
1961年京都市生まれ。佛教大学文学部国文学科卒業。2006年『東京ダモイ』で第52回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫 綺

103
単行本にて読了。救われたような救われていないような何とも複雑な読後感。2016/04/23

はつばあば

75
「ことづて屋」の後がこの本かい・・と見えない鎖に繋がれた読書日。母に家出をされ・・父子家庭を切り盛りする有子。いつもの日々が☎一本で突然崩れる。それでも食べていかねばならない。女が男より逞しいのは日々の食事の用意ができることだろう。父の想いは逝ったあとで知らされても辛いじゃない、言葉で伝えなきゃ。娘の母への思いは嫉妬もあるのだろうか・・。決して悪い人じゃない奔放な母のこれから。どこかで折り合って欲しいと願う。2016/11/06

とろこ

65
なぜ、父は、「見知らぬ男」に刺殺されねばならなかったのか。19歳の女子大生・有子は、父が勤めていた会社の社長で、元刑事の中原と共に、真相の究明に乗り出す。その間に、9歳の時に、自分と父を捨て、家を出た母と再会する。母へのアンビバレントな感情と、父への愛情。中原への依存と淡い想い。次第に明るみに出る事実に、心が絶えず揺れ動く有子が知った真実とは…。哀しみは癒えずとも、憎しみを乗り越え、不仕合わせを不幸にしないよう、将来に向けて歩み始めた有子のこれからに、幸せが待っていることを願う。『白砂』に似たテイスト。2017/11/24

47
神戸に住む女子短大生の生田有子は、幼い頃に母が失踪し、今は警備員をしている父・有正と二人暮らし。ところがその父が、ある日仕事帰りに刺殺される。「人に恨まれることなんてないお父ちゃんがなんでこんな目に…」。しかし、次第に浮かび上がる父の秘密に直面した有子は、自らの手で真相に迫ろうとする。レッドへリング(ミステリーの業界用語でいう犯人と見せかける罠)が上手く使われていて、考えながら読むのには丁度良い本だと思いました。2017/02/17

mintia

32
不幸な家族がたくさん出てて、少し気持ちがヘビーになりました。そんななか、主人公には好感が持てた。2016/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10784845
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。