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内容説明
「憲法は常に未完の体系である」―憲法を正視した二人の共通のコンセプト。近視眼的な改憲論議を超えて―憲法学の大家と若き俊英が「想像力」で示す未来への針路。
目次
第1章 「立憲主義」とは何か?(「立憲主義」という言葉の多義性;なぜ戦後日本に「立憲主義」が根付かなかったか? ほか)
第2章 改憲論議をどう見るか?(「天皇制への愛着」は何に起因する?;日本の分岐点だった「天皇制存続」 ほか)
第3章 現代の憲法をめぐる状況と課題(「表現の自由」についての新しい論議;政治家の取材拒否と「表現の自由」 ほか)
第4章 日本国憲法の可能性と日本の進路(日本国憲法の「三つの顔」;人の想像力の限界について ほか)
著者等紹介
奥平康弘[オクダイラヤスヒロ]
憲法研究者/東京大学名誉教授。1929年北海道函館市生まれ。東京大学法学部卒業。ペンシルベニア大学ロースクール修了、比較法学修士。東京大学社会科学研究所教授、コロンビア大学ロースクール客員研究員、国際基督教大学教授、神奈川大学短期大学部特任教授、立命館大学客員教授などを経て、東京大学名誉教授
木村草太[キムラソウタ]
憲法学者/首都大学東京准教授。1980年神奈川県横浜市生まれ。東京大学法学部卒業。同大法学政治学研究科助手を経て、2006年、26歳で首都大学東京准教授(憲法学専攻)に就任。研究テーマは、思想・良心の自由、平等原則など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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