内容説明
激変し混迷化するマーケットにあって、従来の常識にとらわれない、自らの意思と見識で試行錯誤しながら新しい付加価値を作り出そうとする姿勢こそが、新たなビジネスの成功の道筋を照らす光明となるであろう。
目次
第1章 「銀座」に立ち飲み屋で行列?―ビジネスの逆転発想
第2章 価格破壊って何?―安かろう良かろうの会計学
第3章 「立ち飲み屋をやらないか」といわれて激怒?―非常識の価値
第4章 俺にもできる!―のれん分けシステムと理念の共有・拡大
第5章 発明とは古い知識の斬新な組み合わせ―儲かるビジネスの作り方
第6章 しまだ式!一流の人材を引きよせ、活躍させるマネジメント術
著者等紹介
柴山政行[シバヤママサユキ]
1965年神奈川県生まれ。公認会計士、税理士。センチュリー監査法人(現・新日本監査法人)を経て、現在、(資)柴山会計ソリューション、柴山政行公認会計士・税理士事務所を経営。税務、コンサルティング、監査の各種業務に従事しながら、実務につながる実践的な会計教育を理想にかかげ、資格専門学校や千葉商科大学などで、会計学および実務簿記などを教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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犬こ
17
高級料理店の料理長がなぜ立ち飲み屋?しかも銀座で高売上げを得られるその理由がこの本から、分かります。原理はご存知、俺のフレンチ、イタリアン形式。ただ模倣だけでは、もちろん上手くいかず、あらゆる経営力の上に成り立ちます。為になりました。2015/04/14
はる坊
1
店が小さくても、原価が高くても、くふうすれば儲かることが出来るんやなー2013/12/17
ぱんぷきん
0
立ち食い飲食店“俺の”シリーズとどちらが先に出来たのか時系列がよく分からず、読んでいて混乱しっぱなしだった。あとがきによると高級立ち飲みのビジネスモデル解説から、島田博司という人物にスポットを当てることに変更したと書いてあるものの、結局どっちつかずの内容になってしまった感は否めない。本書で解説されてる理論も個人的にしっくりこなくて分かりにくく、易経などの引用も興味が持てない身には厄介だった。本書を読むなら“俺の”シリーズを詳しく解説した本を読んだ方が良いと思う。2016/09/06
オッティ
0
顧客は、その商品への期待感と価格を比べて商品を買っている。高い付加価値を保ったまま高価格から低価格へとシフトすると大きなギャップを生み出すことができる。しかし、その低価格を維持するための仕組み、他社との差別化が図れていないと価格競争に巻き込まれてジリ貧になるだろう。2019/12/15