内容説明
ストーリーの展開の面白さ。何が起きるのか―基地から脱走したジュリエットがたどりついたのは、抵抗活動グループの本拠地「オメガポイント」。高度な念力を持つカリスマ的リーダーを筆頭にさまざまな特殊能力を持つ人々が集まっていた。ジュリエットは初めての集団生活や自分に秘められた全貌にとまどいながらも、仲間意識に目覚めていく。そんなとき、仲間が再建党の人質になってしまう。向こうの要求は、人質とジュリエットの交換。事態は一気に緊迫し、もはや再建党との戦いは避けれない。敵はこちらの想像をはるかに超える残虐な作戦を仕掛けてくる―。
目次
訓練
人質
尋問
戦闘
著者等紹介
マフィ,タヘラ[マフィ,タヘラ] [Mafi,Tahereh]
アメリカ・コネチカット州の小さな町に生まれる。現在はカリフォルニア州サンタモニカに住む。ラグナビーチに近いリベラルアーツカレッジを卒業し、その後世界中を旅する。「SHATTER ME」がデビュー作
金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家、法政大学社会学部教授。大学で創作ゼミを開講し若手の小説家を輩出。歌舞伎や古典落語にも造詣が深い
大谷真弓[オオタニマユミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
29
彼と彼女のラブストーリーである。が、一筋縄ではいかない。組織としては最強兵器のジュリエットを使いたい。よって二人はなかなか会えない。キスしそうでしないし、その先も。まるでハーレクインロマン。アダムには兄のウォーナーというライバルがいる。反抗的でアウトロー、家族の縁に薄いが年の離れた弟ジェロームを可愛がる弟アダムと、父親のアンダースン総督に徹底的なエリート教育を施された優等生タイプの兄ウォーナー。正反対の男性から愛されるヒロインが、またどちらかに決められなくてふらふらっといっちゃう辺りも萌え。 2023/08/09
アカツキ
8
「シャッター・ミー」続編。ジュリエットはアダムたちとともに施設を抜け出し、再建党に抵抗するグループ「オメガポイント」に保護されるが…。前作からストーリー自体は悪くないけれどメロドラマ的な話運びが苦手だと思っていたが、これまで以上にメロドラマしていてイライラするやら白けた気分になるやら。今作は話に色々動きがあって面白いだけに、もうちょっとジュリエットとアダムがシャッキリしてくれたらなぁ。抵抗グループリーダーのキャッスルとお目付け役ケンジの苦労しか見えてこない。2019/10/18
みー
6
2巻も相変わらずイライッラが止まらない!!!!主人公の少女の言動がもう、おばさんはイライラMaxよ!!!いつまでもグチグチと悲劇のヒロインど真ん中で、しかも周りは相変わらず、敵も味方も超イケメン!!あっちにフラフラ・こっちにフラフラ・・なのに、私は一途なの!!とほざいてる==!!もうラブメロドラマの典型・王道で・・白けっぱなし・・なのに・・今回もぶーぶー文句を言いながらも読み切ってしまった・・中学生位の女の子は大好物なんだろうな~・・こう言うお話。2015/05/18
ゴ
1
続きを読みたい…。主人公に一旦あなたは頭冷やしなさいと氷をぶちまけたいし、いらいらする!(でも応援している)スピンオフも気になります。2017/03/30
安田洋子
1
設定とストーリー展開が非現実的すぎるのに対して、 主人公の心理描写が、ものすごく繊細でリアル。 そのバランスが絶妙で、 新しい!と思った。 興味深い本です♪2015/04/27