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光琳ひと紋様

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267019203
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

激動の元禄時代を彩った、
俗物にして天才絵師・尾形光琳
の魅力に迫る長編時代小説!!

時は武士から商人の世へと移り変わる元禄時代。
莫大な父の遺産を食いつぶし、放蕩の限りを尽くしながら、
美の世界に取りつかれた一人の絵師がいた。
その名は尾形光琳。
師と仰いだ俵屋宗達の魂を受け継ぎつつ、そこに
きらびやかな装飾性を練り込み、やがて『燕子花図』
『紅白梅図』など絢爛豪華な作品を世に出した光琳の生涯を、
京焼の名手であり最大の理解者でもあった弟・尾形乾山と
対比させながら描いた、時代小説の最高傑作!

内容説明

時は武士から商人の世へと移り変わる元禄時代。莫大な父の遺産を食いつぶし、放蕩の限りを尽くしながら、美の世界に取りつかれた一人の絵師がいた。その名は尾形光琳。師と仰いだ俵屋宗達の魂を受け継ぎつつ、そこにきらびやかな装飾性を練り込み、やがて『燕子花図』『紅白梅図』など絢爛豪華な作品を世に出した光琳の生涯を、京焼の名手であり最大の理解者でもあった弟・尾形乾山と対比させながら描いた長編時代小説。

著者等紹介

高任和夫[タカトウカズオ]
1946年宮城県生まれ。東北大学法学部卒業後、三井物産に入社。1983年『商社審査部25時』で作家としてデビュー。サラリーマンと作家の二足のわらじをはいてきたが、1996年に退職後は作家活動に専念。おもに経済小説を得意とするが、2009年『青雲の梯』の発表以降、時代小説にも手を染める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

9
このところ好んで読んでいる、江戸期の絵師、文人の物語。これも適当に楽しめました。  どんな人やったのか、ひとつの見方としては悪くないのですが、今ひとつ物足りない。思い返すと、グッとためを作ったような小物語に欠けているような。  京での生い立ちや交流した公家、商人たち。終生絶えることのない女と借金。孕ませては手切れ金てな、止められんのやろな。そして、弟の乾山曰く、女に淫するように絵に向かう光琳。  絵を見たくなったのと、元禄期の改鋳と白石の描き方に新鮮味があり、この辺りも読んでみたくなりました。2013/03/08

今夜は眠れない

8
今ひとつ2016/01/18

プクプク

6
光琳と乾山の話。女好きの光琳とあの美しいカキツバタがなかなか結びつかないけれど、こういう人だったのかな〜と思い、今日は図書館で光琳の絵を見てこよう〜と思う。最近はテレビで不倫とかよく話題に上がるけど、この時代こういうことはいっぱいあったと、改めて思う。乾山の作品も先日見たばかり。兄弟で後世に名を残す芸術家になって、その二人をこの作品から少し垣間見れるのがよかった。 2016/10/06

紫野

3
琳派好き、光琳好きなので読んでみた。大琳派展で光琳の年表は見ていたので、大体のところは分かっていたが、やはり小説になると面白い。本阿弥光悦との関係や、弟とのかかわりなど、興味深い。親類には居て欲しくないタイプだと思ってしまうけど。2012/11/18

ぶーちゃん

2
雁金屋の次男坊 尾形光琳の生涯 弟の乾山と正反対に見えるけど ほんとは一番理解し合う間柄って 思いました(^_-) 2018/09/06

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