内容説明
天下は、一本の矢だけでは動かない。時代の潮流は、清盛と頼朝をどこへ押し流すのか―。五二〇枚・渾身の書き下ろし。
著者等紹介
高橋直樹[タカハシナオキ]
1960年東京都生まれ。92年に「尼子悲話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。94年『闇の松明』で第8回山本周五郎賞候補、95年に「異形の寵児」で第114回直木賞候補に選定。97年『鎌倉繚乱』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
11
図書館本:速読。初めて知る事も多く、歴史の流れに身をゆだねることができた2019/02/10
星落秋風五丈原
10
天下は、1本の矢だけでは動かない。時代の潮流は、平清盛と源頼朝をどこへ押し流すのか? 「生粋の武士」であり、そして「最期の武者」であった清盛の熱情と哀情を描き出す。 2012/05/13
スプリント
7
あまり詳しく取り上げられない鹿ケ谷の陰謀と以仁王の挙兵について多くのページを割いてあったところがよかった。2024/04/27
ren5000
3
ちょっと自分が思っている清盛の人物描写ではなくそれでいてあまり魅力ある感じではなく感情移入しにくかった。よくある保元の乱や平治の乱はさらっと流して鹿ケ谷の陰謀や以仁王の挙兵のほうに重点を置いて描かれていたのが目新しく飽きずに読めたところかな?2012/07/03
maren
3
初めての平清盛。盛り上がりにちょっと欠けるが読みやすく、ほかの本も読んでみたくなった2012/01/18