キルギスの雪豹―永遠の花嫁

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267017988
  • NDC分類 983
  • Cコード C0097

内容説明

モスクワに蔓延する“カネがすべて”の時流に背を向け、誇りの代償に婚約者も人生の目標も失った音楽ジャーナリスト、アルセン・サマンチン。荒みきった心でキルギスに帰郷した彼を、大自然と純朴な乙女が包み込む。しかし、立ち直りかけた彼に、元アフガン帰還兵の貧しい幼馴染たちが、旅行中の金満家アラブ人たちを襲うテロ計画を打ち明ける―。

著者等紹介

アイトマートフ,チンギス・トレクーロヴィチ[アイトマートフ,チンギストレクーロヴィチ]
1928年生まれ。53年にキルギス農業大学を卒業後、畜産技師として働きながら文筆活動を行う。58年に中編『ジャミリャ』を発表し、ソ連国内のみならず、国外でも注目される。『キルギス文学』編集長を経て、83年にはキルギス作家同盟議長、88年『外国文学』誌編集長に就く。一方、ペレストロイカの旗手としても活躍し、90年3月大統領評議会メンバー、同年11月から91年12月まで駐ルクセンブルク大使を務めた。知識人の国際会議イシククーリ・フォーラムの主催者でもある。ブリュッセル在住

阿部昇吉[アベショウキチ]
1956年宮城県生まれ。早稲田大学大学院修士課程(ロシア文学専攻)修了。ロシア文学研究家、翻訳家。1999年、パリの国際シンポジウムで、アイトマートフ文学に関する報告を行う。現在、創価大学でロシア語とロシア文学の講義を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

悸村成一

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物故小説家なので、既にしてノーベル文学賞の候補になれない。図書館本。 1772017/10/03

ココマ

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一見垢抜けないようなところもあるけど、エピローグとかすごくよかった。

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

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落ちぶれた雪豹と、落ちぶれたジャーナリストがどう出会うのか、作中序盤から再三にわたって予告がなされるのだが・・・。期待は禁物。私はもっとジャーバルスの物語を語って欲しかった。2019/09/14

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