出版社内容情報
まだ江戸の残影が残る東京の町を、山本一力は歩いた。
高知から上京し、新聞配達に明け暮れた十代。社会人になり初めて青春のホロ苦さを知った二十代。そして、そんな心を癒してくれた下町・・・。小説家が熱き想いをこめてつづる東京慕情。
内容説明
山本一力の青春の「記憶」を辿るフォトエッセイ。
目次
深川―お手を拝借…家内安全、商売繁盛
千駄木―あの欅には白薩摩が似合う
湯島―新旧が同居した町だった
神田―鮨食いねえの店はどこですか
浅草―かつて今戸には味わい深い銭湯があった
神楽坂―武家より女性が似合う町
日本橋―お江戸日本橋七ツ立ち
小石川―黒澤明の『赤ひげ』を観てきた
駒込―ドジなおのれにため息をついた
隅田川―振り返れば勝鬨橋目の前には佃島〔ほか〕
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年高知県生まれ。おもに時代小説を中心に執筆。1997年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞受賞
金澤篤宏[カナザワアツヒロ]
1959年愛知県生まれ。十九歳の頃から写真を撮り始める。現在、さまざまな雑誌、広告等を舞台に、美の瞬間を提示し続ける。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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