勝海舟 私に帰せず〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 450p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267016820
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日本よ、開国し、国際社会と協調せよ。龍馬の師・勝海舟の雄大な日本再生構想。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

1
江戸幕府はどうして大政奉還に追い込まれたのか? ①江戸幕府では身分制があったため真に能力ある人材が活用されなかったこと、②幕閣全体に合議制による責任回避の姿勢が蔓延していたこと、などであったことが分かる。それにしても勝海舟という男は、咸臨丸での渡米、西郷隆盛との直談判による無血開城、など多くの功績を残した。また、明治期に入っても常に徳川家のことを気にかけていた。名声など欲しなかった姿勢はすがすがしい。      2012/04/09

じゅんじい

0
赤貧洗うがごとき小禄の幕臣から成り上がり、諸藩、攘夷派、外国艦隊などを相手に縦横無尽の活躍を見せる勝海舟伝は読みごたえがある。ただまっすぐに出世街道を上り詰めるわけでもなく、我を通しては左遷の憂き目にあう、今のビジネスパーソンにも似た世界があったことに、ほっと救われた。2016/10/31

ぐだぐだ

0
勝麟太郎は幕府の人間だった。けれども幕府という組織のためではなくて日本という国の為に行動した。その当時に日本国という概念は存在していたんだろうか? 幕府のはねっかえりは日和見主義の閣老たちにふりまわされたりしつつ、己の本懐をどのように遂げるのか。下巻に期待。2015/11/04

Ryuji

0
★★★★

HH2020

0
2012/06/26

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