内容説明
大陸の風を身にまといながら旅した日々、私の心をかすめていった人々。したたかだったり弱かったり、狡かったり純粋だったり……。生きていた人たち。すべてはあのラテンアメリカの風のまにまに、時のまにまに見えたこと。私はこうした人たちのことを「そよそよ族」と呼ぶことにした。第11回潮賞ノンフィクション優秀作。
目次
旅に出たい
ペルーの旅
(盗難の記;カミノ・インカ;ナスカの地上絵;地を這う生活者たち)
チリの旅(美しい嘘;バルパライソの魔女たち;群衆の歌声)
ブラジルの旅(サンパウロ日本人街バイアの女;アマゾン越境;女たちの南米)
ちょっとした偶然(カスアリート)
感想・レビュー
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- 和書
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