内容説明
「フランス革命・人権宣言200周年記念委員会」会長として1987年来日した著者は、政治家であり実業家でもあった。来日直後に、アフリカで飛行機事故によって生涯を閉じた著者が多彩な人生経歴をふまえて、平和と人権と民主主義を守るための提言から経営のあり方までを真摯に語るフランスでベストセラーとなった遺著。フランス革命200周年記録。
目次
第1章 素朴な人を育んだ土壌(フランスの片すみで;国家に尽くす意味;フリーメーソンの精神)
第2章 人々のために、人々と共に企てる(民主主義の精神;真の企業精神とは)
第3章 知ることの倫理(世界の無秩序と個人の混乱;人類の共通基盤;すべては頭脳から生じる)
第4章 道しるべ(アリアドネの糸;教えることの意義・教育の手段;アゴラの時代;フランスからのメッセージ)