刑事裁判ものがたり

刑事裁判ものがたり

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784267011665
  • NDC分類 327.6

内容説明

元最高裁判所調査官で北海道大学教授が綴った、真相追及と裁判批判。ホステス殺しの嫌疑で、少年らは高裁で有罪判決。最高裁の重い扉を開く鍵は?事件の経過を克明にたどりつつ、捜査権力にゆらぐ人間心理を描写し、えん罪防止策を示唆。ノンフィクションの領域を拡げた問題作。第6回潮賞ノンフィクション部門特別賞、受賞。

目次

第1部 刑事裁判ものがたり―ホステス殺人事件の流れを追って(事件の経過;家庭裁判所の判断;公訴の提起;第1審の裁判;控訴審の裁判;上告審の裁判;第2次控訴審の裁判;状況証拠の見方;虚偽自白の心理;自白の信用性の判断基準;捜査・裁判の過誤を防ぐために)
第2部 13人目の陪審員―弘前再審事件の流れを追って(疑いの風船はふくらむ;捨てる神あれば、拾う神あり;“13人目の陪審員”)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

moonanddai

2
「罪を犯す自信はあっても、裁判にかけられない自信はない。」過去にもあり、現在も無くならない冤罪。何故冤罪が起きるのか、原因は何かを、法律人として真摯に考えることは永遠に続くのでしょうか…。現在は裁判員制度もでき、もし指名されてしまったら、もう一度読まなければならない。2013/05/04

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