火星のプリンセス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265951222
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8397

出版社内容情報

ある日、ジョンの体から、もう一人のジョンが抜け出し、火星へタイムスリップする。そこでジョンは、火星のプリンセスを守って大活躍をします。    小学生中学年から

内容説明

ジョン・カーター青年が、アリゾナの山おくで、金鉱をさがしていたときのこと。ふしぎなことがおこって、カーターのからだは、なんと、宇宙をとんで、気がついたら、火星に着陸していました。さて、その火星はどんな世界だったでしょう。カーターはまず、馬によくにた八本足の怪獣にまたがった、四本も手のある巨人の一隊にでくわします。それが、みどりいろ人でした。ほかに、赤いろ人というのもいました。赤いろ人は、地球の人間とそっくりです。そしてここは、けんかの強いものがいばっていて、すぐにたたかいがはじまる、ぶっそうなところでした。カーターは快男子です。正義のかたまりみたいな男で、剣の達人で、おそれをしりません。みどりいろ人のとりこになった、赤いろ人のかわいらしい王女をまもって、すばらしいかつやくを、くりひろげます。小学校中学年~高学年向。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソルト佐藤

10
このままでは読まないと思うので抄訳で読んでみる。これが面白い。主人公はイケメンで頭もよくて強くてモテるという平面的なヒーローかと思ったら、危険や冒険が好き……というか目の前の事しか目に入らない(途中でヒロインの事を忘れる(笑))直情径行なのがいい。物語も本人も一切停滞しない。行動だけの男。イカす。火星の住人たちもなかなかよく。当時の西洋人から見た異郷の人間への偏見がすけてみえるのだけれど、タルカスは古き武人のようなところもあり、よい。特に従者だったソラがなんかかわいいぞ。腕が2本ある蜥蜴みたいなのに(笑2022/07/29

色々甚平

6
空想冒険小説。テーマとしては序盤に出てくるアメリカ人と先住民の争いの姿が反映される形で火星の先住民側として生活することになるようだが、そういう部分を抜きにしても楽しめる娯楽冒険になっていた。火星を探検するわけではなく、火星での戦争に関与することになるのだが、異世界転生もののような特殊能力持ちになっているので、そこに慣れてる人はより親しみやすいかもしれない。挿絵もあるのは、奇天烈な生物が出てきている時に想像しやすくしてくれるので非常に助かる。2023/01/01

alleine05

5
痛快な話だし最後はめでたしめでたし的な話の流れだけど、ずいぶん好き勝手にやっているよなあというか。火星のそれぞれの国、それぞれの部族に、どんな政治的事情や歴史的背景があるかなんてろくに考慮せずに、どちらに肩入れするかはその場の流れと主人公の気分次第みたいなもんだし。そりゃ主人公はべつに聖人君子じゃないのだから万人を助けることなんてできないだろうし、そんな必要もないだろうけどさ。2013/08/18

東堂栞

2
おそらくは最古の異世界転生TUEEEE!小説。1912年(!)に発表された事実を鑑みるとただただ感動する他ない。児童向けにかなり再編されていると思うのでいずれしっかりしたものを読みたいところ。2016/03/25

長岡崇

1
ジョン・カーター2021/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/230041
  • ご注意事項

最近チェックした商品