出版社内容情報
水族館で傷ついた小さな魚のコバルトスズメをもらった女の子,のぞみ。その日から,ふしぎなことがおこり……。★第108.435回課題図書 小学生高学年から
内容説明
小学4年生ののぞみは、写生のために訪れた水族館で、尾びれがきずついた青い小さなさかなと出会う。コバルトスズメとよばれるそのさかなは、水槽のなかを浮きあがったり、よこだおしになりながら、懸命に泳いでいる。きずのなおることを祈る思いで、のぞみは一心にコバルトスズメを写生するのだった。―ふしぎなことは、その日の真夜中におこった。ねているのぞみの耳もとで、小さな男の子の声がきこえ、天井のちかくで、小さな青い光がゆれはじめたのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sleep@芒羊會
16
オススメ本を各職員一冊、ということで子どもの頃に読んだのを再読。・・・してみたら、予想以上にオチが重かった。(・_・; 水族館で出会ったしゃべる魚が預かったのは、戦死した少年から母へのメッセージだった。 確かにいい話なのだが、結末が悲しい。・・・むしろ、このご時世だから勧めてもいいかなぁ。 2018/07/20
io
2
小学生の頃に読んだものを再読。児童書ならではの設定が多々ある。私は、物語のラストがちょっと納得いかないかな。(結末もそうだけど、シスターのくだりとかいらないと思う。)現実ってこんなものだよと伝えたかったのだろうか。。戦争はいけない。母のつらさ、悲しみなど。記憶していたよりも重たい内容でびっくりした。。2010/09/14
涼
1
学校の図書室から借りて読んだ本。 人生で初めて、自分で選んで読んだ本なだけに思い出がいっぱいです。
胡馬香具師茉侑馨
0
小学校時代図書館で借りた。
浅葉
0
★★★☆☆ 小学校図書室
-
- 和書
- 忘却のレーテ