出版社内容情報
村の子どもたちとあそびたくて,親にないしょで下界におりたかみなりむすめの物語。やさしさにあふれた美しいきりえの珠玉絵本。 小学生低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
79
図書館本:雲の上に住む、かみなりむすめ。雲の上から下界を眺めて、真似して覚えた「セッセッセ」を独り遊びする毎日。下界の子と一緒に遊びたいと言っても、厳しい両親が許してくれない。そんなある日、両親の目を盗み、下界に下ってみたものの、見知らぬ子を相手にしてくれない女の子達。泣きそうになったかみなりむすめに、一人親切にしてあげた少年。そこへ、娘が居なくなった事に気付いた両親が起こした雷雨が・・・?かみなりむすめと少年の束の間の交流が暖かい作品。十年後くらい?この2人の後日談も、勝手に想像してほっこりしてしまう。2014/01/30
はる
55
幼いかみなりの女の子と人間の男の子の淡い出会いの物語。斎藤隆介さんの物語は哀しい結末が多いけれど、これは二人の淡い想いが何とも微笑ましい物語。男の子の優しさが格好いいなあ。斎藤さんの素朴な語り口、滝平二郎さんの切り絵の豊かな表現に魅了されます。2022/03/06
chiaki
36
もう何度目かの再読。わが家の娘たちお気に入りの1冊を寝る前の読み聞かせ。茂助はあの後、くすのきの小判を掘るかなぁと話題に。「掘らない」と満場一致。「掘ってしまったら、おシカとの思い出がなくなってしまうと思う。おとうは引き換えに、記憶を消すために小判を埋めたと思う」と長女の見解。次女は「知らんけど掘らん」と。笑 久しぶりに読後の感想を親子で語り合いました。2024/01/31
どあら
34
図書館で借りて読了。「セッセッセ」は、一人じゃできないもんね…。茂助くんのお陰で優しい気持ちになれました☺️2020/12/21
魚京童!
23
茂助~~~!!!2014/10/25
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