出版社内容情報
りょうしがえものを求めてあっちこっち。えものはどこだ,こっちか,あっちか。でも,すぐそこにいるのに,きがつかない。 幼児から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
251
五味太郎・作。一人の猟師が獲物を求めてサバンナをあちこちと歩き回る様子を描いたもの。言葉はほとんどない。せいぜい1ページに一言くらい。絵は木版画だろうか。モノクロームの強い描線。猟師がなんだか盗賊っぽいところがいい。一方の隠れている動物たちの飄々とした感じも面白い。読み聞かせ(子どもたちが自分で読んだ場合でも)では、子どもたちが隠れた動物を探すというお楽しみが待っている。子ども園などだと大騒ぎになりそうだ。2025/07/20
anne@灯れ松明の火
18
遠い方の平置きで気になったものをいくつか読んだ。カラフルなものが多い五味さんだが、これはモノクロ。かえって新鮮。モノクロだからこその騙し絵、隠し絵が楽しい。2014/07/12
わむう
16
五味太郎さんによる仕掛け絵本。獲物を捕まえるために森へときた男ですが動物一匹見つかりません。でもよーく見てみるとウサギやリスなどの小動物たちやトラやワニまでも巧妙に隠れているため結局男は何も捕まえることができないのでした。2018/12/17
ゆにす
11
おもしろ~い!近くにいる獲物が全然見えていないハンターさん。読み聞かせに使ったら「いるよ!いるよ!」って子どもたちは反応してくれるだろうか??ベージュと黒の2色使いが渋くて、私は好きです。2012/08/14
チュンセ
8
以前にも読んだ事あったのですが、隠し絵的に書かれているので、子どもと読んだら、「そこそこ・・・・そこにいるってば」の声が聞こえてきそうな絵本ですねぇ2015/07/28
-
- 和書
- わが米本土爆撃