出版社内容情報
スコットランドに滞在していたアガサたちは、王剣の盗難事件を解決せよとの緊急指令を受け、祖父の気球に乗ってダノッター城へ!
内容説明
スコットランドの美しい小さな村には、アガサとラリーのおじいちゃんが別荘を持っている。そこでのんびり過ごそうとしていたところ、アカデミーから緊急ミッションが!貴重なスコットランド王剣が、展示会場の古城から消えたのだ。気球に乗りこみ、ダノッター城へ急げ!イタリア発の冒険ミステリー。
著者等紹介
スティーヴンソン,スティーヴ[スティーヴンソン,スティーヴ] [Stevenson,Steve]
イタリアの作家。ボローニャ大学にて心理学系の研究チームに所属していた。イタリアやイギリスで長らくゲーム関連の出版にたずさわったのち、児童文学作家となって活躍
中井はるの[ナカイハルノ]
子どもの誕生を機に、絵本作家のアシスタントなどを経て書籍の仕事を始める。『木の葉のホームワーク』(産経児童出版文化賞受賞/講談社)などを翻訳している
patty[PATTY]
イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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歩月るな
6
ラリーの何年も会っていなかった同い年の幼馴染ドロシーことアイリーンが登場。見違えてしまったアイリーンを前にラリーはすっかり心を奪われてしまうのだが、そんなときに緊急のミッションが舞い込む。事件の本筋にはからまないが「ラリーにぞっこんになるより楽しいことなんて、いっぱいあるはずなのに。なんで私ってこうなんだろう……」と言うアイリーンのセリフはなかなか印象に残るものである。今回はおじいちゃんが名探偵役になりアガサとラリーは自由に動き回る。おじいちゃんの推理を「次!」の一言で一蹴するアガサがなかなかしびれます。2017/12/02
Eri
0
娘小2図書館。 偽物のてがかりのことをレッド・へリングと言うのですね!今回の事件は、犯人がそういうのをたくさん用意していて、真相にたどり着くまでが大変そうでした。 ラリーの幼なじみアイリーンが登場!アイリーンって名前だとアレですが、別に悪い子でもなさそうな……2020/11/26