出版社内容情報
アガサは、今回もラリーのミッションを手伝ってインドへ。女神の神殿から秘宝ベンガルの真珠を盗んだ犯人はいったいだれなのか?
サー・スティーヴ・スティーヴンソン[サースティーヴスティーヴンソン]
中井 はるの[ナカイ ハルノ]
patty[パティ]
内容説明
インドの寺院から盗まれた「ベンガルの真珠」を見つけだす、というミッションを課せられたラリー。アガサはラリーを手伝うため、猫のワトソンと執事のケントを連れて、インドの都市コルカタへ!そこには、豪快で愉快な、親戚のレイモンドおじさんが住んでいる。
著者等紹介
スティーヴンソン,スティーヴ[スティーヴンソン,スティーヴ] [Stevenson,Steve]
イタリアの作家。ボローニャ大学にて心理学系の研究チームに所属していた。イタリアやイギリスで長らくゲーム関連の出版にたずさわったのち、児童文学作家となって活躍
中井はるの[ナカイハルノ]
子どもの誕生を機に、児童書の翻訳や本作りに興味を持ち、絵本作家のアシスタントなどを経て書籍の仕事を始める。『木の葉のホームワーク』(産経児童出版文化賞受賞/講談社)などを翻訳している
patty[PATTY]
イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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歩月るな
6
シリーズ二作目。アガサは十二歳だがラリーが十四歳なのにちょっと驚く。少し年長者っぽい雰囲気はあったけれど二個も年上だったとは。彼が盗聴などを気にするのは学校の先生が仕掛けていたらアガサと一緒に取り組んでいる事が知られるのが嫌だから、なのだがアガサも両親に探偵ミッションの手伝いをしていることを知られるのは嫌だったりする、そんな共犯関係でもある。アガサの記憶力は「記憶の引き出し」と表現されるがつまり規模の小さいマインドパレスらしく、速読術も特技の一つである。将来の夢が推理作家。執事のケントさんも大活躍である。2017/12/02
Eri
0
娘小2図書館。 探偵はアガサだけれども、本当は事件を解決しなくてはいけないのはラリーなのになぁ……と思ってしまう。 インドの風景や食べ物の描写がよかった。2020/10/26