海外文学コレクション
抵抗のディーバ

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  • サイズ A5判/ページ数 461p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265860050
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8097

出版社内容情報

独裁者が恐怖政治を行うとある国。二人の少女と二人の少年が圧政からの解放を求め民衆と共に立ち上がる。彼らの武器は“歌”!

恐怖政治を行う独裁者が実権を握るとある国。孤児である二人の少女と二人の少年が出会った時、その国の歴史が動きだす。互いの親の秘められた過去を知ることとなった四人は、圧政からの解放を求め民衆をと共に立ち上がることに。この戦いの結末に待つものとは――。

【著者紹介】
ジャン=クロード・ムルルヴァ・著  1952年、フランス、オーヴェルニュ地方の生まれ。中学校のドイツ語教師をつとめた後、パリの演劇学校に入学し、演劇の世界へ。ピエロのひとり芝居を自作自演し、世界各地をまわった経験をもつ。90年代後半から作家として活動を始め、現在は執筆に専念。作品の多くは子どもたちの高い支持を得てフランス語圏で数々の賞を受けており、また学校や図書館での読み聞かせも熱心に展開している。邦訳に『トメック』『ハンナ』(ともに福音館書店)、『旅するヤギはバラードを歌う』(早川書房)がある。現在、サンテチエンヌ在住。

内容説明

自由のないこの国は、独裁政府による圧政がしかれていた。類稀なる美しい歌声をもつミレナと、親友のヘレンはともに17歳の孤児の少女。ある日、同じく孤児である少年、バルトロメオとミロスに出会う。互いに惹かれあう少年と少女。それぞれの親たちの死と政府の関係を知ったとき、四人は行動を起こす。光輝く自由を手に入れ、この国に春をもたらすために。彼らには大きな武器があった。それはミレナの歌―サン=テグジュペリ賞受賞(2007年小説部門)。

著者等紹介

ムルルヴァ,ジャン=クロード[ムルルヴァ,ジャンクロード] [Mourlevat,Jean‐Claude]
1952年、フランス、オーヴェルニュ地方の生まれ。中学校のドイツ語教師をつとめた後、パリの演劇学校に入学し、演劇の世界へ。九十年代後半から作家として活動を始め、現在は執筆に専念。サンテチエンヌ在住。『抵抗のディーバ』で、サン=テグジュペリ賞受賞(2007年小説部門)

横川晶子[ヨコカワアキコ]
九州大学大学院及び学習院大学大学院博士課程修了、フランス近代文学専攻。1991年から1992年までフランス政府給費留学生としてパリ第四大学博士課程に在籍、DEA取得。現在、学習院大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みとん

6
書きようによっては面白くなるかも。翻訳はよかったので最後まで読めたけど、盛り上がるに盛り上がれないのは、元々の作品のせいだな。まず、主人公が歌姫の友だちなのがわからん。17歳にしては、幼すぎる(13~15くらい?)し。かといって、タイトルの歌姫もすごさがわからないまま。同じ数の男女がよれば簡単にカップルが成立しちゃうのもよくわからん。海外の物語って、日本ほど高度じゃないよね。同じ設定で日本人が書いてたら、すごい作品になってるんじゃないかと思う。設定だけなら面白いんだけど、活かしきれてないんだよね。残念。2016/02/11

ねこ

4
力作です。親をレジスタンス運動で亡くした4人の子どもたちが主人公。それぞれに困難に立ち向かう。もっともこころを寄せて読んだのは、少年・ミロス。頑張って生きた。読み終わっても、ミロスのことが忘れられない。2016/06/12

ゆう

4
461ページ、重いっと思わず叫びましたが、「NO.6」や「ギヴァー」のようなドキドキ感とスリルある展開に一気読みしちゃいました。ストーリーが読めてきたなと思うと、さらに危険な状況にさらされたり、しかもそれが必ずしもいい解決に向かわなかったり…。面白かったです。単行本全4巻にしてくれると理想的だなぁ。 2012/09/06

M

4
空の絵やミレナの歌のように、芸術は荒れた心を支え、人を勇気づけたり狂わせたりもする。一人の死んだ歌姫と彼女と同じ声を持つ遺児の物語。学校を脱走した主人公達がギリギリの逃亡を続け、安全の為とはいえ敵を殺め葛藤するなど思ったよりハードな描写もあった。男女によって4人の主人公の誰に感情移入するか変わりそう。私はヘレンでした。この本は彼女の永遠の恋の話でもあるよ。2012/05/08

すずえり

3
厳しい規則の寄宿学校の中で暮らしていた孤児たち。彼らの親は、みな抵抗活動のメンバーだった。 「軍団」による圧制からの解放を望み、再び抵抗活動が勢いを増す。 かつての主要メンバーの子らが立ち上がる。 彼らの武器は、ミレナの歌声だった。伝説の歌姫(ディーバ)に勇気付けられ、春を取り戻すために人々は立ち上がる。 2012/07/11

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