出版社内容情報
おいおいまちなって!おばあちゃんまるのみなんてむりだろ。ほんとうはどうだったのか、けんしょうをはじめよう。
きみたちがかんがえるほど ぜんぜんわるくない おおかみより。
おとぎ話でいつも悪者にされるおおかみが、異議申し立てをします。
「3びきの子ぶた」、「シンデレラ」、「ヘンゼルとグレーテル」、「ジャックと豆の木」、「えんどう豆の上のおひめさま」、「赤ずきん」―この6つのおとぎ話を科学的に証明しようとすると、さあどうなるでしょうか。
内容説明
しんあいなる おりこうさんへ。きみは、おとぎ話を、しってる、わかってる、とおもってはいないかな。じつは、わかっちゃいない、なんにも。ちょっとかんがえてみてほしい。ほんとうに、ガラスのくつで、おどれる?大きい耳は、小さい耳より、ほんとによくきこえる?かわいそうなおおかみのことも、よくかんがえてくれ。おばあちゃんまるのみだ、そんなのむりだろ。ほんとうはどうだったのか、けんしょうをはじめよう。きみたちがかんがえるほどぜんぜんわるくないおおわるおおかみより。
著者等紹介
カウソーン,キャサリン[カウソーン,キャサリン] [Cawthorne,Catherine]
一番古い記憶は父親とおとぎ話を読んでいるところだったと語り、本に恋した子ども時代を送る。『若草物語』のジョーと『赤毛のアン』のアンにあこがれていた。科学者を志し、コミュニケーション科学でMSc(理学修士号)を取得。この本の作者となる前は、言語療法士として長年働いた。英国イングランドのギルフォード在住
オギルヴィー,サラ[オギルヴィー,サラ] [Ogilvie,Sara]
英国スコットランドのエディンバラ芸術大学で絵と版画を学ぶ。『バレエをおどるいぬなんていない?』(日本語版はBL出版より刊行)で絵本画家としてデビューする
万木森玲[マキモリレイ]
子どものときは、父が散歩の帰りに買ってきてくれるお話の本を読むのが何よりの楽しみ。大人になってからは絵本や児童書の編集に長年携わる。『わたしは地下鉄です』の翻訳で第71回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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