ザ・フード・ラボ―料理は科学だ

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  • サイズ A4判/ページ数 431p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784265851041
  • NDC分類 596
  • Cコード C2377

出版社内容情報

「料理の百科事典」とも呼ばれる原書『THE FOOD LAB』から「卵料理」「スープ」「ステーキ」の部分をまとめた1冊。

内容説明

科学者にして、キッチン系オタクの著者は、普段の料理メニューの裏にある科学に注目し、熱、エネルギー、分子がどのように関わり合って美味しさを生み出すのか徹底的に掘り下げた。昔ながらのやり方は往々にして正しくないことを示し、もっとうまくいく新たな―しかも家庭で簡単にできる―テクニックを紹介している。

目次

1 卵と牛乳―朝食の科学(フード・ラボの完全ガイド 卵の買い方と保存方法;ゆで卵;目玉焼き ほか)
2 スープ、煮込み―ストックの科学(ストック;レシピなしで野菜のクリームスープを作る方法;あっという間のトマトスープ グリルドチーズ・サンドイッチを添えて ほか)
3 ビーフステーキ、ポークチョップ、チキン、魚―ファストクッキングの科学(フード・ラボの完全ガイド ビーフステーキ;ドライエイジングビーフ;テンダーロイン(フィレ)ステーキの新しい調理法 ほか)

著者等紹介

ロペス=アルト,J.ケンジ[ロペスアルト,J.ケンジ] [L´opez‐Alt,J.Kenji]
マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業の科学者にして、アメリカの人気料理サイト「Serious Eats」のコラム『The Food Lab』の名物シェフ。ニューヨーク・タイムス紙は「インターネット・クッキングのオタク王」と称した。2015年に出版した『The Food Lab』により、2015年ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー、2016年ジェームズ・ビアード財団賞、2016年IACPクック・ブック賞ほか多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

28
これ、21世紀の料理の基礎教科書として家庭に置くといいと思う。娘が私が料理をするたびに「魔法みたい」と感動していたけれど、この本は正に魔術の解説書だ。器具の完璧なメンテへの記述が特に好み。ここ、意外と料理書には欠けている説明だし、やり方は書いてあってもその理由や、科学的な根拠が書いていないので「なぜ?」への解答がないことが多いから、かゆいところに手が届いてスッキリ。三徳包丁と牛刀を比較しているコラムにはニヤリ。2018/06/12

くさてる

24
料理を科学的に解析する類の本は何度か読んだことあるけれど、そのなかではいちばん面白かった。科学的な説明はもちろんしっかりしてるのだけど、著者の文章が読みやすいのでエッセイとして楽しめるのです。なのでレシピとして使うもよし(でも厳密にやろうとしたらけっこう大変かも)、サイエンス的読み物として面白がるも良し(実験がたくさん!)純粋に食エッセイとして楽しむもよし、という感じでした。良かったです。2022/11/19

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