内容説明
きょうは、シルムの日。力じまんたちのあつい1日だよ!チャンサ(力士)がくりひろげるシルム(韓国の相撲)を村の人びとは総出で見守ります。手に汗にぎる決勝戦のゆくえは。
著者等紹介
キムジャンソン[キムジャンソン]
韓国のソウル生まれ。成均館大学校で国語国文学を学んだのち、児童書の企画編集者、作家として活動する
イスンヒョン[イスンヒョン]
1972年、韓国の光州生まれ。圓光大学校で視覚デザインを学んだのち、韓国イラストレーション学校とソウル市立大学校大学院でイラストを研究。作品多数
ホンカズミ[ホンカズミ]
1970年生まれ。日本大学芸術学部卒業。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
38
今日はシルムの日、力自慢のあつい一日が始まるよ!シルムって相撲なんですね。村中総出の楽しぃ行事(お祭り)。絵が力強く、見守る一人一人の表情が豊かです。取ってる二人も真剣、見守る村人も一体となって楽しんでます。絵が凄い!2016/04/25
anne@灯れ松明の火
16
隣市書庫。手づくり絵本の参考に。韓国の伝統的運動競技をシルムと言うそうだ。日本の相撲の感じ。小さい力士と大きい力士が組んで、激しいぶつかり合い。読んでいても手に汗握る、迫力ある絵本。2018/04/11
いろ
14
古い昔から韓国で親しまれ,節句の度に大会が開かれるという伝統的な運動競技シルム。この絵本では5月端午の節句での決勝の様子が描かれてある。リズムいい言葉と愛嬌の中に力強さもある絵は臨場感たっぷり。勝負の世界にグイッと惹き込まれ,観客たちと一緒に手に汗握る思いで読んだ。10歳男児ももちろん相撲の様子を楽しんだけど,「飴売りはどこ?」「牛飼いはここにいるよ。」など大勢描き込んである見物人達の動向を観察するのも楽しかったみたい。2018/04/03
南
13
力一杯ふんばったり、負けて悔しがる表情が豊かな絵本。2021/10/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
韓国の相撲のおはなし。端午の節句に村をあげて、古くから続いた韓国の人年中行事。モンゴルすもうは知っていましたが、韓国すもうは知りませんでした。2018/10/19