出版社内容情報
ナンシーと椎菜は呪いの幽霊屋敷の謎に迫るが、事件は二転三転予想外の方向へ。結末はいかに?祖母と孫、異色の探偵コンビ誕生!
小路 すず[ショウジ スズ]
カタノ トモコ[カタノ トモコ]
内容説明
母の留学を機に、「おでん町」で祖母と暮らすことになった、小学五年生の南原椎菜。十年ぶりに会う祖母のナンシー(南原しのぶ)は、なんと探偵になっていた!探偵小説好きの椎菜は、気持ちが高まるのを抑えられず―。第15回ジュニア冒険小説大賞受賞作。
著者等紹介
小路すず[ショウジスズ]
1973年、東京都八王子市生まれ。多摩美術大学芸術学科卒業。音楽事務所、広告代理店等を経てフリーライター。第15回ジュニア冒険小説大賞を受賞(『おでん町探偵・Wナンシー』を改題)、デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
52
児童書。小学5年生の南原椎名(なんばらしいな)は、母が外国に行ったので祖母と暮らすことになった。祖母の名前は南原しのぶ、略して?ナンシー。ナンシーはおでん商店街で探偵を仕事にしていた。探偵小説が大好きな椎名は、おばあちゃんと一緒に探偵をやることにした。最初の事件は幽霊屋敷の噂についての調査。早速ふたりは幽霊屋敷に潜入し、幽霊の正体を見破る。だけど、ナンシーがオレオレ詐欺に騙され大変なことに。商店街を巻き込んで大騒ぎになる。▽軽く読みやすいジュニア小説。3年生~2020/11/24
杏子
16
読書感想画指定図書高学年向け。Wナンシーこと、小学5年生の南原椎菜と、おでん町に住むおばあちゃん(南原しのぶ)の探偵冒険小説。シリーズ物なのかな?と思ったら、なんとデビュー作だそう。幽霊屋敷と思われた家に実は…という内容で、小学生向けのミステリーとしては最適かも?ほんとシリーズになりそう。おばあちゃんもまだ探偵業続けそうだし、おでん町に越してきた椎菜も続けてほしいと思ってる。2017年刊行だけど、これを機に!!小学生の頃に夢中になってた探偵小説に少女探偵ナンシーシリーズというのがあった!それを思い出した。2020/06/14
kenitirokikuti
8
んんん、これナンシー・ドルーじゃないんだな。まぁ、名探偵コナンくんとか、ルパン三世とかもおんなじだわな。2019/07/14
ゆたこまち
7
お母さんが留学するため、おばあちゃんの家にしばらくお世話になる事になった、しいな! おばあちゃんは、なんと探偵事務所を開いていた!しかし、おばあちゃんは半年でその探偵事務所を辞めて次のお店にしようとしていた。しいなは、探偵をしてみたく。。。なんとかして!!すごくまとまったお話でした。楽しかったです!2018/08/05
蒼姫
6
児童書なのに推理がしっかりしていたのがよかった。(大人にはすぐわかるけど)なによりナンシーと椎菜のコンビが面白いwおでん町の人々も温かいしこんな町に住めたら毎日楽しく過ごせるんだろうなぁ~。ぜひ続きを読みたいです。2017/06/19