はなはなみんみ物語
はなはなみんみ物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265820511
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

小人のはなはなとみんみは双子の兄妹。ふたりは両親と白ひげじいさんと「銀色つのの山」を囲む森のはずれに住んでいました。

かつては地上でもっとも賢く力のある種族といわれていた小人族。しかし過去の大戦争で今ではほとんどいなくなり、家族はひっそりと暮らしていました。ところがある日…。

【著者紹介】
【わたりむつこ・作】  宮城県生まれ。東京女子大学卒。『はなはなみんみ物語』により産経児童出版文化賞受賞。同シリーズに『ゆらぎの詩の物語』『よみがえる魔法の物語』(岩崎書店)がある。その他長編に『まわれ!青いまほう玉』『ぺぺとチッチ』(あかね書房)『金色の時間』(文溪堂)などがある。絵本には『いちごばたけのちいさなおばあさん』(福音館書店)『もりのおとぶくろ』産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(のら書店)などがある。東京都在住。

内容説明

はなはなとみんみ、父さんのたけび、母さんのひいな、それに白ひげじいさん―巨人の木の中には、この五人のしあわせな小人家族が暮らしていたのです。けれども、今はしあわせというわけにはいきませんでした。この春の雪どけの中で、小人家族に、ある心配ごとが起こっていたからです。

著者等紹介

わたりむつこ[ワタリムツコ]
宮城県生まれ。東京女子大学卒。『はなはなみんみ物語』にて産経児童出版文化賞受賞。絵本には「もりのおとぶくろ」産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(のら書店)など多数の作品がある

本庄ひさ子[ホンジョウヒサコ]
兵庫県生まれ。甲南大学卒。お菓子の先生になるつもりが、創作絵本の入選をきっかけに絵を描くようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小夜風

26
【所蔵】子どもの頃に好きだった本。小人大戦争で滅んでしまった小人の生き残り家族が、他にも小人がいるかもしれないと知り、仲間を探す旅に出るお話。子ども心に全体的に雰囲気が暗く重苦しいイメージが心に残っていたのですが、○十年ぶりに再読してみると、戦争の影が色濃く、あぁやっぱり重い話だったんだなぁと思いました。家族を失った母親が気が狂ってしまったり、囚われた娘が言葉を発せられなくなったり、戦後の日本の日常風景だったのだろうかと思いを馳せました。挿絵が本当に素敵で、子どもの頃に大好きだったのも我ながら納得。2015/12/23

どら母 学校図書館を考える

17
懐かしい懐かしい一冊。 勤務先にもありました。でも汚いので子どもは手にしないかなあ?買い換えたい。2018/02/28

ワッピー

10
読み友さんのご縁。文明滅亡後、ひっそりと森の中で暮らす小人の一家。山の悪霊に囚われた仲間を救出するために、元飛行隊長の助けを借りて文明崩壊のきっかけとなった魔法と恐ろしい武器をよみがえらせる・・・戦争の恐ろしさを知り、再び起こしてはいけないと考える先達の葛藤と決断には、大きなメッセージが籠められています。敢えて男子マンガ風に要約しましたが、実はもっと心情細やかで、豊かな物語世界です。何度となく本屋、図書館の棚から恨めし気な目線を送ってきていた本ですが、やっと手に取りました。今まで待たせて申し訳ない。2018/12/13

忠地 秋

0
懐かしい本です。2022/03/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9310882
  • ご注意事項