東京の台所 北京の台所―中国の母から学んだ知恵と暮らし

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784265801428
  • NDC分類 596.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

北京育ちの料理研究家、ウーさんの医食同源に基づく東京の台所の食生活や暮らしぶりを紹介するエッセイ&レシピ集。日中合体の生活の知恵はすぐにでも取り入れたいものばかり。東京と北京の暮らしのエッセイ&レシピ集。

内容説明

1966年からの文化大革命を迎えた多感な少女時代から東京で料理研究家として活躍する現在までの自伝。医食同源に基づいた食文化や母から教えられた暮らしの知恵を上手に取り入れた、パワフルで楽しい日々を綴る。

目次

第1章 北京での生活(両親は同じ気象学者、でも、性格は晴れと雨ほどに違う;私の生まれた中国は、こんな時代だった;祖父母の家にお引っ越し ほか)
第2章 東京での生活(はじめて見た東京の台所;和食の出発点はカレイの煮魚;妊娠中の食事と離乳食 ほか)
第3章 北京菜時記(中国と日本の暦について;春節と餃子。一年でいちばん楽しいお正月;春餅ともやし ほか)

著者等紹介

ウーウェン[ウーウェン]
中国・北京生まれ。北京師範大学を卒業後、1990年来日。小麦粉料理の仕事が評判になり、料理研究家としてスタートする。雑誌、テレビで中国の家庭料理や生活文化の魅力を紹介。親しみやすい人柄、健康的なレシピにファンが多い。東京に続き、北京でも料理サロンを開設。日本人の夫との間に一男一女
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

11
ウー・ウェンさんがますます好きになってしまう2004年のエッセイ。痺れる!【早上吃飽、中午吃好、晩上吃少】朝食はおなかいっぱい、昼食は栄養のあるもの、晩ご飯は少なめに、という北京の言葉なのだそう。朝食のおなかいっぱい→炭水化物、糖分。昼食は栄養→タンパク質、ミネラル(肉、野菜)。そしてウーさんちの夕食はスープが中心だという。肌を整えるハトムギ、白きくらげ。生理の時は小豆粥。マグカップにきんかんを入れてお湯を差し足しながら(エキスがでてしまったら最後に食べる)。春夏秋冬、食養生おもしろそう!2016/03/12

さくちゃん

7
北京出身の料理研究家ウーウェンさんの自叙伝ありのエッセイ。食を通して北京の人々の普通の暮らしの一端を垣間見ることができてとても興味深かったです。野菜の切り方の違いについてのお話もなるほどな~と。穏やかな語り口ながら食べること作ることへの情熱を強く感じました。2016/07/25

トシ

4
雑穀やお茶の効能、子供の朝の健康チェックなどたくさん勉強になりました。2015/10/11

みーちゃん

3
暦の話で、旧暦のことを知り、勉強になった。毛沢東のころの話がリアルで、興味深かった。日本で「日本料理」店があるのにびっくりした、と書かれており、そういえば、そうだなぁとおもったり、やはり、中国と日本の生活に精通している著者の視点は、面白かった。中国は、とても医食同源なんだなと再認識しました。2024/01/07

あるぱか

2
大好きな料理家のウー・ウェンさん。ウーさん今までの生活と料理のあれこれ。わかりやすいレシピや説明だったので、専門的に勉強されてたのかと思いきや、全く違う分野でご活躍されていたと知りびっくりしました。滋味深くて、温かなレシピの裏側を知ることができ納得。ますます好きになりました。2023/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/481345
  • ご注意事項

最近チェックした商品