出版社内容情報
ミナは小学校3年生。お母さんはいない。お父さんは留守がち。寂しさをまぎらわすために、ついついむだ遣いをしてしまう。そん時、阿部さんとであい彫刻を教わる。そこで! 小学生中学年から
内容説明
ミナは小学校の三年生。お母さんが亡くなり、お父さんは不在がちだ。さびしさがつのって、夜おそくなるとコンビニでむだづかいしてしまう。学校でも、友だちにものをねだってしまう。そのため、みんなからいやがられている。そんなとき、阿部さんと出会う。阿部さんのつくる彫刻にひかれて、ミナもいっしょにつくりはじめる。すると―ミナの心の変化とその成長を描いた著者渾身の児童文学。
著者等紹介
鈴木喜代春[スズキキヨハル]
1925年、青森県に生まれる。青森師範学校卒業。青森、千葉県内の小・中学校勤務。教育研究所長、小・中学校長、千葉大学教育学部講師などを経て、現在は執筆活動に専念
阿部誠一[アベセイイチ]
1931年、愛媛県に生まれる。松山商科大学(現松山大学)卒業。1957年頃より彫刻に取り組み、新制作協会彫刻部創設会員佐藤忠良先生に師事。現代日本美術展七・八回展に入選。新制作展で二回新作家賞、1976年、新制作協会会員に推挙。愛媛県美術会常任評議員
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