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出版社内容情報
人が生きていくうえで一番大切なことを子どもたちに伝えたい土を踏み,耕し……農業小学校の7年間を写真とエッセイでつづる。 中学生から
内容説明
児童文学作家・今西祐行氏が一九八七年三月、地元の人たちの協力を得て、神奈川県藤野町にひらいた農業小学校―。月に一~二回の日曜日、地元、過疎の村の子どもたちと町から自動車やバスでやってくる子どもたちが、地元のお父さんたちの指導のもとに、ジャガイモ、サツマイモ、オカボ、ダイコンなどの、蒔きつけから手入れ、収穫、そして食べるところまでを体験している。一編のエッセイから農業小学校が誕生した経緯、折りにふれての子どもたちの姿や親のようす、それを見つめる今西祐行氏の想いが味わい深い文章でつづられ、七年間かよいつづけたカメラマンの眼が、ときどきの人と畑の表情を生き生きと伝えている。