出版社内容情報
年齢、民族や文化、国際問題、宗教や思想、多数派の中の少数派など、スリランカ出身の社会学者で経済学博士のにしゃんた氏が国際的な視点からの「多様性」の考え方を解説。
目次
1 世界に見る「ちがい」
2 日本に見る「ちがい」
3 一人ひとりでちがう文化・習慣
4 人は多様性のなかでしか生きられない
5 「年齢文化」とは
6 「ちがう」って悪いこと?
7 多様性のなかの少数派
8 「同化」について考えよう
9 アンコンシャス・バイアス
10 なぜ「ちがい」を受けいれないといけないの?
著者等紹介
にしゃんた[ニシャンタ]
スリランカ生まれ。1987年、高校生のときに初来日。立命館大学、名城大学大学院、龍谷大学大学院卒。経済学博士。日本国籍を取得。山口県立大学准教授などを経て、現在は、羽衣国際大学教授を務めるかたわら、テレビ・ラジオなどで活躍。ライフワークとして、ダイバーシティや多文化共生、人権などのテーマで講演活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
多様性ということを考える絵本です。 スリランカ生まれで日本国籍を取得したにしゃんたさんだからこその気づきや視点もあるのでしょう。 様々な角度から、人と人の違い、少数派を認めることの大切さを説明しています。 改めて自分の中にある先入観や偏見に気づかされました。 年齢差、性差、国民差、様々な事について、ダイバーシティを口にする頭の硬い政治家たちにもお薦めの絵本です。 多くの関連図書が紹介されているのも魅力です。2023/05/10
ヒラP@ehon.gohon
13
【再読】大人のための絵本2023/05/16
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- 和書
- 20世紀末の世相と仏教界