出版社内容情報
日本人の衣食住の移り変わりを、アジア・太平洋戦争の前後で見比べます。戦争の影響で人々の生活がどのように変化していったのかを見ていきながら、平和の重みを考えます。
目次
どんな時代どんなくらし 足りない衣食住から「モッタイナイ」へ
衣(和服から洋服へ;女性の装い;男性の装い;はたらく人の服装;子どもの服装;流行とおしゃれ)
食(膳からちゃぶ台へ;食べものがない時代;家庭の食事;洋食;おやつと戦争孤児;外食;学校給食)
住(いろいろな時代の家;夏と冬 家のしつらえ;漁村の家;農村の家;灯り;トイレ;井戸と水道;風呂;電化製品の登場;衣食住をささえているもの)
著者等紹介
古舘明廣[フルダテアキヒロ]
岩手県生まれ。歴史関連、子どもの本、共著書など。ペンネーム舘あきらで『いきもの歳時記(全4巻)』(童心社)の写真などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
「くらしをくらべる戦前・戦中・戦後」シリーズ1。衣食住について。ここで言う戦争は第二次世界大戦(アジア・太平洋戦争)。日本の近代国家としての歩みは戦争とともにあった。約10年ごとに戦争を繰り返す中で、日本人の暮らしはじわじわと変わっていった。衣食住ともに、変化は良きこととして邁進してきたのだ。今ここにきてようやく「モッタイナイ」が言われるようになったが、多く持てば持つほどに富めるもののステイタスだった時代は、新しさも重要な要素として受け入れてきたのだろう。2021/09/27
さくら
1
戦前、戦中、戦後にわけての人々の暮らしの変化を書いている。1955~1964までDDTを使用していたなどなど。ただざっくり書かれているので、もっと詳しい本を読んだ方がいいかも。2023/06/02
mame
1
戦前・戦中・戦後とあるが、調べる時、多少のコツがいる気はする。2022/10/30
ひ※ろ
0
★★★★☆2022/09/16