出版社内容情報
2019年、世界の8つの電波望遠鏡で史上初のブラックホールの撮影に成功。
その最新情報と共に宇宙の成り立ち、ニュートンからホーキングまでの理論が導き出したもの、ブラックホールの作られ方やその一生、ワームホール、ホワイトホールなど、様々な角度からブラックホールの謎に迫ります。
目次
1章 ついにとらえた、ブラックホールの姿(史上初!ブラックホールの撮影に成功!!;世界の電波望遠鏡でブラックホールを撮影;ブラックホールってなに?)
2章 ブラックホールとは(そもそも宇宙ってどんなところ?;銀河を形づくる様々な天体;ブラックホールは3種類ある?!;ブラックホールが信じられるようになるまで;ブラックホール発見!!;ブラックホールのつくられ方;ブラックホールの新しい探し方;波長によって見え方が変わる宇宙)
3章 超巨大ブラックホール(超巨大ブラックホール;天の川銀河の中心にも存在する超巨大ブラックホール;ブラックホールの研究がノーベル賞に;ブラックホールはどうやって大きくなる?;超巨大ブラックホールの謎;第3のブラックホール;いろいろな銀河とブラックホール;ブラックホールびっくり話)
4章 ブラックホールと宇宙の謎(ブラックホールの内側はどうなっている?;宇宙のはじまりとブラックホール;初期の宇宙にブラックホールがあった?;ブラックホールは蒸発する・;天の川銀河とアンドロメダ銀河が合体?;ホワイトホールとワームホール;ブラックホールとタイムマシン;ブラックホールと人類;さくいん)
著者等紹介
本間希樹[ホンママレキ]
国立天文台水沢VLBI観測所所長。1971年、米テキサス州生まれ、横浜育ち。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程を修了し、博士(理学)の学位を取得。専門は、超高分解能電波観測による銀河系天文学。特に、銀河系の構造研究と、巨大ブラックホールの研究。現在、巨大ブラックホールを事象の地平線スケールまで分解する、EHT(Event Horizon Telescope)プロジェクトに日本側の責任者として参加。2019年4月、EHTプロジェクトチームがブラックホールの撮影に成功したニュースが世界中を駆け巡る。100年前にアインシュタインが予言した、ブラックホールの存在を視覚的に証明することになった
荒舩良孝[アラフネヨシタカ]
1973年埼玉県生まれ。科学ライター/ジャーナリスト。科学の研究現場から科学と社会の関わりまで幅広く取材し、現代生活になくてはならない存在となった科学について、深く掘り下げて伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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