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出版社内容情報
古墳の形や作り方、埴輪や鏡などの出土品など、最新情報を写真とイラストで説明。
小6社会科の単元に直結する内容。巻末のQ&A、古墳新聞から調べ学習の方法を学ぶ。
目次
古墳について知ろう(古墳ってなんだ?;古墳にはどんな形があるの?;前方後円墳の形の由来は?;古墳の中はどうなっている?;どんな副葬品が見つかるの? ほか)
全国の古墳(雷神山古墳/保渡田古墳群;綿貫観音山古墳/侍塚古墳群;虎塚古墳/龍角寺古墳群;さきたま古墳群;荏原台古墳群/雨の宮古墳群 ほか)
著者等紹介
河野正訓[カワノマサノリ]
1981年山口県下関市生まれ。明治大学で考古学を専攻し、長野県大室古墳群や岐阜県昼飯大塚古墳の発掘調査にも携わる。京都大学大学院の考古学専修で学ぶ。博士(文学)。専門は古墳時代の考古学。明治大学古代学研究所の研究推進員を経て、現在、東京国立博物館に研究員として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
90
東京国立博物館の研究員・河野正訓さんが、古墳について、丁寧に分かりやすく監修した絵本です。卑弥呼が亡くなった3世紀中頃の弥生時代末から7世紀末の飛鳥時代までの間に作られた大きな古墳が、近畿地方を中心に発見されています。奈良盆地近くで勢力を拡大したヤマト王権が古墳を作り、全国に広めていったと思われます。古墳の中で奈良県明日香村、色鮮やかな壁画が発見された高松塚古墳、キトラ古墳。3色で描かれた謎の絵の熊本県山鹿市のチブサン古墳は見てみたいです。東京にも古墳が有るので騒動が治まったら行ってみたいと思っています。2021/05/06
モリー
76
今は大仙陵古墳と呼ばれる陵も、私が小学生の時分には仁徳天皇陵と教わりました。なんの疑いもなく仁徳天皇のお墓なのだと思い込んでいた訳ですが、教科として学ぶ歴史とは〈現時点でそうだと考えられている説〉が多く含まれているのでしょう。このような本を読み、時々知識をアップデートしておかないと死ぬまで思い込みから抜け出せないかもしれません。宮城県内のとある町の横穴古墳を私の祖父が《蝦夷穴》と呼んでいた事をふと思い出しました。小学生の頃から違和感を持ち続けていた前方後円墳の前後問題にもようやくケリが付きました❗満足。2021/04/17
やま
8
古墳についての入門書。小中学生向けに書かれているので深いところまでは書かれていませんが、古墳や古墳から出てくる埴輪などの遺物の写真をながめてみるのには良いのかな。2019/11/24
みっぴ
6
古墳にハマった長女が借りてきた図書室本。奈良や大阪以外にも九州や都内など全国に古墳があることを初めて知った。都内は近いから今度行ってみたいと思う。九州の装飾古墳も気になるところ。2024/01/11
アッキー
3
古墳っていろんな形があるんですね。明石の古墳は、先日デレビに出ていて、行って見てみたい。2019/11/29