出版社内容情報
日本の国民食・カレーを、教科的な視点と切り口で楽しく探っていきます。子どもも大人も思わずのめりこむ、必携の教科書です!
内容説明
カレーの歴史、昔と今の調理法、インドの食べ方、スパイスとハーブの特徴、カレーの色のひみつ、レトルトカレーの工場見学…。この本は、カレーにまつわるさまざまなことがらについて学べる“教科書”です。もちろん、教科書に載っていることがすべてではありません。気になったこと、確かめたいことを探して、じぶんでもっと調べたり試したりしてみましょう。では、楽しいカレーの授業の始まりです!
目次
みんな大好き!カレーライス
世界中で食べられているカレー!
カレーはいつ日本にやってきたの?
日本式カレーライスの歴史
海自カレー
昔の料理書を読んでみよう
もし、江戸時代にカレーがあったら
世界のカレー味マップ
インド人のカレーの食べ方
インドの子どもたちは、いつから辛いカレーを食べるの?〔ほか〕
著者等紹介
石倉ヒロユキ[イシクラヒロユキ]
アートディレクターとして、食関連の書籍を多く制作。エッセイストで絵本作家
シャンカール・ノグチ[シャンカールノグチ]
スパイス調合師、インドアメリカン貿易商会の3代目。2008年より、日印混合料理集団「東京スパイス番長」に所属し、雑誌やテレビなどでカレー情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
41
【図書館】みんなでカレーを作ろう!という学校のイベント前日に図書館で運命的!?に出会った一冊。絵本だと思ったら、予想以上にちゃんと“教科書”で、そこかしこからカレーへの愛があふれています♪ ちいさなお子さんから大人まで楽しめる良書ですね2018/06/18
よこたん
40
“カレーの製法は、みじん切りのねぎ、しょうが、にんにくをバターでいためて水を加え、鶏、えび、たい、かき、赤蛙などを入れて煮、カレー粉を入れて煮こんだら、最後に塩と小麦粉の水溶きを加える” 明治5年発行の本に載ってるカレーレシピ。カエルって普段使いの食材だったの? 児童書と侮れない情報量と面白さ、お値段も侮れない本体価格3600円也。カレーの授業は、家庭科であり理科であり社会科であり、図工であり課外活動でもあるのだな。スパイス、カレーの色、香り、辛さ、うまみの解説がわかりやすい。レトルト技術にもビックリ!2019/11/12
chiaki
35
社会・国語・理科・図工・家庭・課外活動などの授業を通してカレーを存分に味わえる、じゃない学べる1冊!!幕末の遣欧使節団による「至って汚なきものなり」との記録が残るインド人の手づかみによるその食事法、当時の使節団はさぞ驚かされたのだろうな。スマホが普及した今、手が汚れるのでインドでもスプーンを使うことが増えてきたと最近ニュースで知ったが、古くからの食文化をも揺るがすスマホの存在が憎いです。艦艇別カレーの様々な隠し味が面白かったです。白みそ、チーズ、カルピス、ブルーベリージャムなどなど♪どれも美味しそう〰️2019/11/27
ヒラP@ehon.gohon
25
本を開けてビックリしました。 一口にカレーといっても、味の多様さは他の料理に無いものを持っていることが解ります。 調べてみると、異国間の文化にまで話が膨らみそうです。 調査学習にとても参考になりそうな本です。 カレー好きの子にお薦めの本です。 2020/06/29
わちゃこ
7
まさに、カレーの教科書でした。カレーを多方面から分かりやすく掲載してあります。見やすく、読みやすい、装丁やデザインも素敵です。2020/08/11
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