出版社内容情報
新品種の開発を中心に、食味検査、ジーンバンク、米の新たな利用法の研究、東日本大震災による津波被害に対する研究などを紹介。
新品種の開発を中心に、食味検査、ジーンバンク、米の新たな利用法の研究、東日本大震災による津波被害に対する研究などを紹介。中国、アジア、アメリカなど海外事情も。
目次
第1章 イネの品種あれこれ(おもしろい名前の品種;品種を開発しているのはだれ ほか)
第2章 ゲノムの世界―イネの遺伝子の研究(遺伝子ってなに?;遺伝子を見て品種改良 ほか)
第3章 米の新しい利用法(お米でパンを作る;麺にもなる米粉 ほか)
第4章 東日本大震災からの復興(塩害に強い品種の開発;放射性物質と稲作 ほか)
付録 世界の米づくり(世界一の生産をほこる中国―ハイブリッドライスの利用;新しい技術開発を進める韓国―多収品種の利用と開発 ほか)
著者等紹介
根本博[ネモトヒロシ]
1957年、福島県生まれ。宇都宮大学農学部卒業。農学博士。1981年に農林水産省に入省後、農業研究センター、熱帯農業研究センター、マレイシア農業開発研究所、茨城県農業総合センター、中国農業試験場、農研機構作物研究所等で水稲や陸稲の品種改良に関する研究に従事してきた。特に、水稲の多収性や害虫や病気への抵抗性の研究や陸稲の乾燥耐性を向上させる研究を行い、2000年頃からは牛や豚などのエサ用や米粉パンや米粉麺に利用するための水稲品種を開発するための研究に力を注いできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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