花の咲く童話集 花さき山

斎藤 隆介【ほか著】

岩崎書店（2015/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 93p／高さ 21cm
• 商品コード 9784265083817
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

出版社内容情報

「花は咲く」「花さき山」「星の花」「やさしいタンポポ」など、良心の美しさ、切なさが皆の心に広がっていく童話と詩8編を収録。

巻頭に「花は咲く」の詞を掲載。「花さき山」「星の花」「コスモスさんからお電話です」「やさしいタンポポ」など、良心の美しさ、切なさが皆の心に広がっていく童話7編を収録。
安野光雅先生の花と子どもの絵の装画による、美しい装丁も見所。

「花は咲く」岩井俊二
「花さき山」斎藤隆介
「星の花」今西祐行
「コスモスさんからお電話です」杉みき子
「ゆりの花と大やまめ」清水達也
「やさしいタンポポ」安房直子
「うまれたよ」服部千春
「コスモス」森山京

【著者紹介】
【斎藤隆介・著】　　1917年、東京都に生まれる。明治大学文芸科卒業。1968年、短編童話集『ベロ出しチョンマ』で小学館文学賞、1971年『ちょうちん屋のままッ子』でサンケイ児童出版文化賞、1978年『天の赤馬』で日本児童文学者協会賞を受賞。ほかに『職人衆昔ばなし』『立ってみなさい』『ゆき』などの作品があり、滝平二郎氏と組んだ絵本、『八郎』『花さき山』『モチモチの木』などもよく知られている。1958年、没。

著者等紹介

斎藤隆介［サイトウリュウスケ］
１９１７年、東京都に生まれる。明治大学文芸科卒業。１９６８年、短編童話集『ベロ出しチョンマ』で小学館文学賞、１９７１年『ちょうちん屋のままッ子』でサンケイ児童出版文化賞、１９７８年『天の赤馬』で日本児童文学者協会賞を受賞。１９５８年、没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠い日]

斎藤隆介さんの「花さき山」はいつ読んでも、人の優しさを信じる物語に救われる。一編の詩と７話の童話。花は人の心に寄り添い、自然と物語を語るように思われる。

2015/05/16

[まるりー]

本当は､花さき山の絵本が読売KODOMO新聞：本屋さんｲﾁｵｼの100冊＃21 ですが、花の咲く童話集を選択。花さき山は、斎藤隆介さんと滝平二郎さんコンビの言わずと知れた不朽の名作。美しい絵本を選択しなかったことに少し後悔。うちの子はこのお話のような｢人を思いやって耐える｣ことができるのだろうかと心配になった。他に、岩井俊二｢花はさく｣、今西祐行｢星の花｣、杉みき子｢コスモスさんからお電話です｣、清水達也｢ゆりの花と大やまめ｣、安房直子｢やさしいたんぽぽ｣、服部千春｢うまれたよ｣、森山京｢コスモス｣。いず

2015/08/17

[憩子]

朗読用のテキスト探し。

2021/07/11

[ゆうしゅまむ]

公立図書館）花にまつわる童話集の第１巻。書名の斎藤隆介氏初め、ＮＨＫでよく流れてる詩「花は咲く」や安房直子氏、杉みき子氏らの花が題材の童話が読める。普段自分好みの作家ばかり読んでいる私には違う作家の作品に触れられる良い本であった。これも短編なので、読み聞かせ＆朝読にもよい。

2015/04/29

[しろ]

一つ良いことをすると、花が一つ咲く。そんな不思議な物語。良い行いは必ず何かに繋がっているということに、気付かされる。

2020/12/23