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ノンフィクション・生きるチカラ
風になった名犬チロリ―余命3カ月・いのちの記録

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265083039
  • NDC分類 K645
  • Cコード C8395

出版社内容情報

乳がん発見、余命3カ月を宣告されたチロリの闘病記。その最期の健気な姿には胸を打たれる。弱った犬のケアの仕方も習得できる。

がんと闘った名犬チロリ、感動の闘病記。
チロリの最期を綴った闘病記。乳がんを発見され、余命3カ月を宣告されるが、最期までまわりへの気配りを忘れなかったチロリ。弱った犬のケアの仕方もわかりやすく書かれています。

【著者紹介】
【大木トオル・著】  ブルースシンガー・国際セラピードッグ協会代表。74年渡米。シンガーとして活躍する一方で、動物愛護家として日米の友好親善につくし、動物介在療法のセラピードッグ育成のパイオニアとして活動。現在、被災地、老人施設などでのセラピードッグの普及のために活動。著書に『名犬チロリ』(岩崎書店)など。

内容説明

「あとどのくらいなのですか?チロリのいのちは…」「…あと3カ月ぐらいです。ざんねんですが…」わたしは全身から血の気が引いていくのがわかりました。余命3カ月なら、ガンとたたかって、すこしでもいのちをのばしてやろう。2005年12月。チロリとわたしのガンとのたたかいがはじまりました。―セラピードッグとして活躍したチロリの最期の3カ月。そのいのちの記録をつづった物語です。

目次

プロローグ 最後の1日
1章 「なんで、チロリなんだ」
2章 あと2カ月 つらい毎日でもチロリらしく
3章 あと1カ月 最期まで、いっしょにたたかおう
4章 風になったチロリ
5章 チロリ、また会う日まで
エピローグ 犬といっしょにくらすということ

著者等紹介

大木トオル[オオキトオル]
音楽家。国際セラピードッグ協会代表。ユナイテッド・セラピージャパンINC代表。弘前学院大学客員教授、社会福祉学者(日本)。東京・日本橋生まれ。1976年渡米、全米音楽界で唯一、日本人ブルースシンガーとして、世界的に活躍する。ゼネラルプロデューサーとして、多くのビッグアーティストを育てる。一方、動物愛護家としても日米の友好・親善に貢献。捨て犬たちの救助とともにセラピードッグ育成のパイオニアとして、動物介在療法の普及を36年にわたり行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

144
この本は小学高学年からも読めるような感じの本になっています。著者の書き方も非常にうまく、セラピー犬としての働きをしていてその最後の状況をさまざまな関係者とのやり取りを交えながら淡々と客観的にかかれています。いかにもお涙頂戴ということがないので余計心に残るような気がしました。このような本を読むと犬もかなり人間の感情を読んでいるということがよくわかりました。2016/11/07

16
チロリは頼もしい。読む人に力をくれる本だった。2018/01/14

でぃぐ

9
泣けずにはいられない一冊 この本があまり知られていないなんて、、、 もっといろんな人に知ってもらいたいと思いました。2022/12/15

ゆうゆう

7
セラピー犬チロリの一生。どうしても人間よりも短い命が、とても残念だ。人に寄り添い、仲間に寄り添い、社会のなかで懸命に生きている。殺処分になる動物を減らしたい思いから、チロリのようにお仕事犬を育てる活動があると知れて、人に寄り添ってきた動物ならではだと感心した。チロリおつかれさま。2018/09/19

ぷーきん

4
10歳から。26年度埼玉冬休みすいせん図書。有名なセラピー犬チロリが、癌宣告されてから天国へ召されるまでの飼い主さんとの交流が書かれています。飼い主の大木さん自身が書いた文章なので、チロリを看病するつらさや失った悲しみなどがありありと伝わってきます。闘病記の意味合いが強い内容。チロリのセラピー犬としての活動も触れられていますが、詳しく知りたい方は他の本をオススメします。2015/06/24

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