出版社内容情報
「人間、命さえ忘れなきゃ、あとはなんとかなる」がモットーの朴慶南さん。あたたかい視線と捨て身の気っぷで、読者の元気を沸き立たせてくれる。格闘技・前田日明との熱く濃い生き方対談も収録。
タイトルは、著者の口癖そのまま。忘れ物はする、締切りは守らない、道は間違える、時間には遅れる…でも「なんとかなるよ、大丈夫」。 おっちょこちょいでうっかりで、涙もろくておしゃべりな慶南(キョンナム)さんだけれど、「命」にはうるさい。自分の命、生き物すべての命をこまやかに見つめ、捨て身で守ろうとする。 本書の中心は、「中学教育」誌に連載したエッセイ。ほぼすべてがキョンナムさんの失敗談なのだが、読んでいると、あたためられ、元気づけられるのはなぜだろう?。ことに、落ち込んでいる人、トラウマをかかえている人には効果絶大。 後半の格闘技・前田日明氏との対談からは、人と人のかかわりが薄くなった今の世の中で、びっくりするほど熱く濃く生きている二人の姿勢が浮き彫りになる。こちらは、裏切られた人、しらけた人への特効薬。
目次
エッセイ キョンナム印元気の缶詰(はじめましての四月です;娘でよかった…!?;ささやかなボヤき;物書き仕事を始めると…;夢は叶う、叶えてあげよう;おごりおごられ、食い食われ;人生、振り返ったあとはまた青春! ほか)
キョンナム式チマ・チョゴリの着方
対談 熱く濃く とどまらない生き方がカッコいい―ゲスト 前田日明