内容説明
1933年1月30日アドルフ・ヒトラーは、ドイツ首相に就任した。この日をもってヴァイマル共和制は終焉を迎え、ナチス第三帝国が誕生したのだ。ヒトラーはただちにドイツのナチ化を開始。侵略と戦争への道を突き進んでいく。ウィーンで悲惨な青春時代を過ごし、第一次世界大戦では無名の伍長。ビヤホール・プッチの失敗により投獄された男は、いかにして権力を掌握し、総統としてドイツに君臨するに至ったのか。膨大な資料と豊富な取材経験を駆使してナチス第三帝国の全貌を描き上げる、第一級の歴史ノンフィクション。
目次
第1部 アドルフ・ヒトラーの台頭(第三帝国の誕生;ナチ党の誕生;ヴェルサイユ、ヴァイマル、ビヤホール・プッチ;ヒトラーの精神と第三帝国の根源)
第2部 勝利と地固め(権力への道1925‐31;共和制最後の日々1931‐33;ドイツのナチ化1933‐34)
著者等紹介
シャイラー,ウィリアム・L.[シャイラー,ウィリアムL.][Shirer,William L.]
1904年シカゴ生まれ。ジャーナリスト、歴史家。コー大学卒業後、渡欧。『シカゴ・トリビューン』紙の特派員などを経て、CBSのヨーロッパ支局長に。ドイツのオーストリア併合など、数々の歴史的事件の報道に携わる。1940年、戦況の悪化に伴ってアメリカへ帰国し、自身の経験をもとにしたベストセラー『ベルリン日記』(筑摩書房)を発表。1960年に発表した『第三帝国の興亡』では全米図書賞を受賞する。1993年没
松浦伶[マツウラレイ]
1936年島根県生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。雑誌・書籍の編集者を経て、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
ぐうぐう
ドウ
アルクシ・ガイ
aya-panta