出版社内容情報
内田、山本コンビが送る行事絵本の最終巻は5月のこいのぼり。それもかっぱの世界。でもなぜか愛媛の雰囲気がたっぷりです。
内田、山本コンビが描く行事絵本シリーズ最終巻は5月のこいのぼり。かっぱの世界なのに、なぜか愛媛の風景が。みんながそわそわしているのは何かを待っているからです。
【著者紹介】
【内田麟太郎】 1941年、福岡県大牟田市に生まれる。絵本に「さかさまライオン」「がたごとがたごと」「こわくないこわくない」(童心社)「うそつきのつき」「わにぼうのこいのぼり」(文溪堂)「ともだちや」(偕成社)「いろいろあってね」(くもん出版)「十二支のおはなし」(岩崎書店)読み物に「心妖怪シリーズ」(佼成出版社)「でっかいでっかい」(PHP)などがある。
内容説明
ここはいよのくに、まつやまはかっぱまちです。めいぶつぼっちゃんでんしゃと、じょうちゃんでんしゃがすれちがいます。みんなはどことなく、うきうきしています。いったいなにが、はじまるのでしょうか?―。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年、福岡県大牟田市に生まれる
山本孝[ヤマモトタカシ]
1972年、愛媛県松山市に生まれる。大阪デザイナー専門学校編集デザインコース絵本科卒。「あとさき塾」「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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試行錯誤中の子ども本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
85
伊予の国、松山は河童の町が舞台。「松山 河童」で検索してみたけれど、特に松山が河童で町おこししているような気配はなかった。とすれば、作者オリジナルの発想か。道後温泉が「河童温泉」に。「じょうちゃん列車」に「坂の上の坊ちゃん」、「チョコキュウリ」「しりこだまカステラ」、どじょうをペットにする河童、「キュウリチップス」と、町並みや道行く河童を見ているだけでも楽しい。5月5日の五月晴れの朝、河童やカワウソなど、水の中の生き物が楽しみにしていることがある。それは・・・見てのお楽しみ。この視点と発想。素晴らしい。2016/04/09
♡
36
内田麟太郎さんの作品が好きな人や鯉のぼりの時期にオススメの1冊です!娘ちゃんが大興奮!「ここも、かっぱ!あそこもかっぱ!かっぱ!かっぱ!」と‥笑。鯉のぼりよりもかっぱたちの様子に興味津々。ママは、かっぱ目線から、鯉のぼりの川流しを楽しみました。親子で一緒に仲良くかっぱたちと鯉のぼりを見たくなる素敵な絵本です!2023/03/24
たーちゃん
27
【絵本ナビ】こちらも息子が選んだ絵本。なぜか「かっぱって面白いかなぁ」と言いながら。川にいっぱい広がる鯉のぼりは圧巻でした。2021/01/19
ヒラP@ehon.gohon
25
鯉のぼりのお祭りで、川一面に並んだ鯉のぼりを眺めたことがあります。 それを川の中から見上げたらどんな感じなんだのでしょうか。 考えたこともなかったけれど、それをネタにする内田麟太郎さんのユーモアセンスに脱帽です。 しかも松山などという地域性もだされたからには、あそこにはカッパ文化があるに違いないと思ってしまいました。 こどもの日に、こんな絵本も良いですね。2021/04/19
くぅ
24
去年の1歳の初節句にはスカイツリーにも東京タワーにも沢山のこいのぼりを観に出かけたけれど、今年は帰省になってしまい結局気持ちよく空を泳ぐこいのぼりを見せてあげられませんでした。こどもの日は少し過ぎてしまったけれど図書館で見かけたのでせめてもと思い借りてみました。かっぱをよく理解できなかったみたいで前半はきょとんとしていましたが、最後のこいのぼりには大喜び。読んで良かったぁ。(2歳0ヶ月)2019/05/08