内容説明
かみの毛がもえる火のように赤いこと―これが「赤毛軍団」の団員になるための条件だ。団員になれば、一日四時間、事務所で大英百科事典をかきうつすだけで、高い給料がもらえる。この不可解な軍団をめぐるトラブルが、ホームズのもとにもちこまれ…。表題作のほかに、結婚問題で、くるしい立場にたたされたボヘミア国王をすくう「ボヘミアのわるいうわさ事件」を収録。小学校中学年~中学生。
著者等紹介
ドイル,コナン[ドイル,コナン]
1859年、イギリスのエディンバラ生まれ。医師であるかたわら小説を書き、今も世界的な人気を誇る『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズを生みだした。推理小説だけでなく、SFや冒険、歴史小説も数多く残している
中尾明[ナカオアキラ]
作家・翻訳家。1930年、東京生まれ。明治学院大学英文科卒業。日本児童文学者協会会員。創作集団プロミネンス会員。数多くの創作と翻訳(SF、推理小説など)がある
岡本正樹[オカモトマサキ]
イラストレーター。本の挿し絵のほか、ゲームのキャラクター・デザインなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe@読み聞かせメーター
10
7歳の娘に読み聞かせ。難しい言葉が沢山で、読み聞かせの途中でいろいろ説明する。でもその時間はとても楽しい。ところで、悪い噂事件では「あの女性」アイリーンアドラーが登場する。ホームズの変装を見破った賢女だ。2018/01/19
acha
4
図書館本☆このシリーズ読破しよう。赤毛団は何回読んでも面白い♪2015/10/29
noko
3
子供と一緒に読もうと思ったのに、断られてしまった。ちょっと言葉がかたい印象があり、子供受けしなかったのかも。赤毛組合とアイリーンアドラーのお話なので、かなりファンとしては、ド定番。赤毛は、ターゲットを外出させるというのは、素晴らしいアイデアだと思う。アイリーンアドラーの方は、火事の時に人は咄嗟に大切なものを守る行動をとる…は、確かに納得だし、ナイスな作戦。シャーロックホームズは、子供向けの本で読んでも、良かった。絵もたまにあり、わかりやすかった。2022/09/02
biba
3
有名なお話2話。児童書なので、挿絵があって話がわかりやすい。一般書より面白く感じました。2020/05/07
あやほ
2
赤毛軍団のひみつとボヘミアのわるいうわさが収録されていた。 アイリーン・アドラーが出てくるのがボヘミアのわるいうわさ。 どちらも面白かった!2024/03/29