内容説明
ホームズは総理大臣から、ぬすまれた王室のダイヤモンド「マザリンの宝石」を、とりもどしてほしいと依頼された。シルビアス伯爵が犯人なのだが、宝石のありかがわからない。そこでホームズは、失業中の労働者や、おばあさんに変装して、伯爵を尾行する…。表題作のほかに、将軍のむすめバイオレットと、妻殺しの疑惑がある悪党グルーナ男爵との結婚をとめてほしいとたのまれる「有名な依頼人」を収録。小学校中学年～中学生。
著者等紹介
ドイル，コナン［ドイル，コナン］
１８５９年、イギリスのエディンバラ生まれ。医師であるかたわら小説を書き、今も世界的な人気を誇る『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズを生みだした。推理小説だけでなく、ＳＦや冒険、歴史小説も数多く残している
内田庶［ウチダチカシ］
１９２８年、東京生まれ。児童読み物作家。元編集者、元海外著作権エージェント
岡本正樹［オカモトマサキ］
イラストレーター。本の挿し絵のほか、ゲームのキャラクター・デザインなども手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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りんご。
6
図書館本。 ホームズの忍耐力は某忘却探偵シリーズの今日子さんと互角なんですかね。2021/06/03
biba
5
ロンドン市内の地図の絵が気に入りました。「マザリンの宝石事件」は、部屋の仕掛けがどうなっているのか「？」でした。今まで部屋がこんな風になっているなんて知らなかったな、と思っていたら、このお話だけのトリックだったとのこと。深い・・・。完訳版だから嬉しいシリーズです。2020/04/20
ぺんぎん
4
恋に盲目になって悪い美形男に入れ込むのは恐ろしいが、男に入れ込んだ挙句捨てられた女はもっと恐ろしいなと思った。美形と野獣や、聖人と極悪人など正反対の者が互いに惹かれ合うことはよくあることなので、小市民の私は悪いイケメンに引っかからないようにしなければ。2022/10/25
acha
4
シャーロック・ホームズが好きで、児童書から大人向けな詳しいやつから色々読んでいる。知ってる物語だけど、子供向けで短くまとまってるけど、何回よんでもおもしろい☆2015/10/18
あやほ
1
森見登美彦さんのシャーロックホームズを読んでから原作が読みたくなり図書館で借りた本。 「有名な依頼人」「マザリンの宝石」を収録。 有名な依頼人では恋は盲目というけれど、人を見る目は磨かないといけないなと思った。 マザリンの宝石ではシャーロックホームズの変装術や部屋の構造がすごいと思った。 この二作だけではシャーロックホームズにどハマりとはいかなかったけれど、続きを読んでみようかなとは思えた。2024/03/22
