出版社内容情報
障がいを負って捨てられていた未来は「命の授業」で139か所の学校や施設を訪れました。授業を引退した15歳からお別れの日までを描き、未来の歩みを振り返ります。
内容説明
わたしは「未来」、子犬のときに、目や足首を切られて、捨てられていた。でも、「かあちゃん、とうちゃん」に引き取られ、元気に育った。「命の授業」では100か所以上の学校に行った。授業で子どもたちに会えるのは楽しかったけれど、15歳で引退。わたしは、おばあちゃんになった!
目次
プロローグ わたしは、未来!
ご長寿犬・未来とタイソン
それぞれの「命の時間」
18歳への道しるべ
18歳の壁
その時
最期の時間
未来とのお別れ
エピローグ 捨て犬・未来の天国への旅立ち
17年間の未来のおもな足あと
著者等紹介
今西乃子[イマニシノリコ]
千葉県在住。児童書のノンフィクションを手がけるかたわら、小・中学校などで「命の授業」を展開。『ドッグ・シェルター』(金の星社)で第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞。日本児童文学者協会会員。公益財団法人日本動物愛護協会常任理事。特定非営利活動法人動物愛護社会化推進協会理事
浜田一男[ハマダカズオ]
1958年、千葉県市原市生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツTokyo Visual Arts)卒業。二年間広告専門のスタジオでアシスタント。1984年、独立。1990年、写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。現在、企業広告・PR、出版関係を中心に活動。世界の子どもたちの笑顔や日常生活をテーマに撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。