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内容説明
うらしまたろうは、ある日かめひめに海のそこの竜宮へつれていかれます。竜宮では、ごちそうやむすめたちのおどり、美しいしらべの音楽でもてなされ、たろうは時がたつのもわすれました…。不思議な美しさとせつなさの昔話絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
27
私の知っているエンディングではなかったので驚きました。へぇ!こんな話もあるのか。息子は飽きることなく聞いていました。2021/03/20
anne@灯れ松明の火
22
読み聞かせ講座で、講師が読んでくれた。今年度のテーマが昔話だったので選んだとのこと。「うらのしまこ伝説」は一番古い昔話らしい。よく知られている浦島太郎とは、ラストなども違い、ちょっと驚いた。絵は飯野和好さん。2025/03/08
haru
10
図書館本。哀愁ただよう絵に惹かれました。最後の終わり方も違いますが、この絵にはぴったりかなと思いました。2015/09/30
ヒラP@ehon.gohon
9
凄いアレンジだと、全く別物の「うらしまたろう」にビックリしたら、こんな伝承もあることを知ってさらにビックリしました。 所々は知っている展開でありながら、幻想的で、大人向けにも思える「うらしまたろう」です。 いじめられた亀ではなく、いきなり青年が釣り上げたのが亀姫様。竜宮城もどこか生めいて感じられます。 玉手箱を開けた後に起こったことが衝撃的でした。 子どもたちには、違和感ありすぎの絵本かも知れません。2017/10/28
もも助
7
飯野和好さんの力強いタッチの浦島太郎。四十になるのにつるんと若くきれいな顔立ち…という冒頭の部分からもう、これまで読んできた浦島太郎とはちょっと違う感じ。さらに、いじめられた亀を助けるのではなく、亀を釣り上げ、その亀がかめひめになる。そして夫婦になるというくだりも何となく艶めかしい。結末も玉手箱を開けたらお爺さんになるというパターンではなく、塵となって消えてしまう。また違うタイプの浦島太郎を読んだ。他のものも読んでみたい。2018/02/25