怪談えほん<br> ちょうつがい きいきい

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怪談えほん
ちょうつがい きいきい

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265079551
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

部屋の扉を開けると、きいきいと音がする。見ると、なんとそこにはおばけがはさまっていて、痛い痛いとさけんでいるではないか。

子供たちは、おばけが大好きです。
不思議な話、怪しい話、怖い話が出ると、いきいきと目を輝かせて聴き入ります。幼いころから怪談に親しむことによって、子供たちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。
私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい――そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。
執筆陣に迎えたのは、日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学のプロフェッショナルたち。それぞれの作家陣、画家陣が、この企画に賛同して集結しました。研ぎ澄まされた文章が、実力派画家によりビジュアルで表現され、今までにない美しくて深みのある怖い絵本ができました。子どもはもちろん、大人にも読み応えのある作品です。「怪談えほん」の世界を、じっくり味わってください。

【著者紹介】
加門七海・作  東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了後、美術館学芸員を経て、1992年に小説『人丸調伏令』で作家デビュー。オカルト、風水、民俗学に造詣が深く、小説、エッセイなど様々な分野で活躍している。『祝山』『怪のはなし』『怪談徒然草』『心霊づきあい』など著書多数。

内容説明

へやのとびらを開けるときいきいと音がする。よく見るとおばけがはさまってさけんでいるではないか!加門七海と軽部武宏が奏でる鳴り止まない恐怖。

著者等紹介

加門七海[カモンナナミ]
東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了後、美術館学芸員を経て、1992年に小説『人丸調伏令』で作家デビュー。オカルト、風水、民俗学に造詣が深く、小説、エッセイなど様々な分野で活躍している

軽部武宏[カルベタケヒロ]
1969年、東京都生まれ。画家、絵本作家。第2回岡本太郎記念現代芸術大賞展出品。個展、グループ展にて作品を発表。『のっぺらぼう』(杉山亮・作)で第16回日本絵本賞及び読者賞を受賞

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

268
怪談えほんシリーズ好きなので読了。ちょうつがいの音からここまで広がるとは、やはり子供の発送は底なしです。話はオチもなく終わりますが絵がホラーでした。2016/10/02

232
蝶番のあの軋む音って、恐怖シーンの効果音に必ず使われるほどポピュラーだけど、この絵本に登場するちょうつがいはもうひとひねり加えてあって怖さも増していた。でもそれよりズキンっときたのは中盤の子どもの顔。あれはものすごく怖かった。錆びたもの、古いものはそれなりの年月を経てきたものであり、そういうものにはいつしか魂が宿ってると今でも信じてるところがあるし、軋む音を悲鳴のように思えた頃が、僕にも確かにあった。この怪談えほんシリーズも5冊目。恐怖心とともに想像力を掻き立てることの大切さ、なんだかわかってきた。2014/08/07

Kawai Hideki

179
本当に怖い。ある男の子が、ちょうつがいや古いイス、ブランコ、自転車のブレーキなど、キイキイ言うものにオバケが見えてきて、パニックになる。暗い結末も暗示。娘に読み聞かせたのを後悔したが、本人は割と好きらしく、何回かアンコールのリクエストあり。2015/03/15

KAZOO

159
これも怪談えほんのシリーズの一つです。蝶番のキイキイなる音にひかれてみるとお化けが挟まれて泣いているのです。面白い発想法で、さまざまなキイキイなる音を紹介してお化けもそれに対応して様々なものがいるということで結構絵が怖い感じでした。2017/01/22

ヒロ@いつも心に太陽を!

153
これは怖い!何がって絵が!!加門さんの文章にここまでの絵をつけた軽部さんは素晴らしいな!どのページをめくっても必ず「それナニ?!」と思ってしまうモノや人が描きこまれている。柳の木、謎の人影、烏、黒服の母娘(透けてるし!)落ちた椿の花・・・最後の赤いページは小さい子がみたらトラウマになるかも。小さい頃、近所の児童館で楳図さんの漫画を初めて見てしまったときの衝撃を思い出した。怪談えほんシリーズのラストにふさわしい「怪談えほん」だった(´д`*)2012/04/29

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