怪談えほん<br> マイマイとナイナイ

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怪談えほん
マイマイとナイナイ

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265079520
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

マイマイは、弟のナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっとまぶたをあけた。すると、そこには不思議な世界が広がっていた。

マイマイは、小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語。

子供たちは、おばけが大好きです。
不思議な話、怪しい話、怖い話が出ると、いきいきと目を輝かせて聴き入ります。幼いころから怪談に親しむことによって、子供たちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。
私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい――そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。
執筆陣に迎えたのは、日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学のプロフェッショナルたち。それぞれの作家陣、画家陣が、この企画に賛同して集結しました。研ぎ澄まされた文章が、実力派画家によりビジュアルで表現され、今までにない美しくて深みのある怖い絵本ができました。子どもはもちろん、大人にも読み応えのある作品です。「怪談えほん」の世界を、じっくり味わってください。

【著者紹介】
1930年、京城市(現ソウル周辺)生まれ。1973年に「アルカディアの夏」で第20回小説現代新人賞を受賞してデビュー。1984年『壁旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞を、1986年に『恋紅』で直木賞を、1990年に『薔薇忌』で柴田錬三郎賞を、1997年には『死の泉』で、吉川英治文学賞を受賞。ミステリ、時代小説、幻想小説など幅広いジャンルにわたり執筆を続ける。

内容説明

マイマイは、弟のナイナイを右目にいれて、そっとまぶたをあけた。皆川博子と宇野亜喜良による美しく、怖い物語。

著者等紹介

皆川博子[ミナガワヒロコ]
1930年、京城市(現ソウル周辺)生まれ。1973年に「アルカディアの夏」で第20回小説現代新人賞を受賞してデビュー。1985年『壁 旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞を、1986年に『恋紅』で直木賞を、1990年に『薔薇忌』で柴田錬三郎賞を、1998年には『死の泉』で、吉川英治文学賞を受賞。ミステリ、時代小説、幻想小説など幅広いジャンルにわたり執筆を続けている

宇野亜喜良[ウノアキラ]
1934年、愛知県生まれ。日本デザインセンター、スタジオイルフイルを経て、フリー。日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞さしえ賞、日本絵本賞等を受賞。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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207
怪談えほんシリーズ。よくわからないまま終わってしまいました。ナイナイという弟はどこから来たのか?くるみに入るほど何故に小さいのか?マイマイを夜の夢に閉じ込めたのは何かの復讐?等勝手に疑問が沢山湧いてきました。くるみを目に入れるあたりは不気味でした。2021/03/01

194
怪談というよりは西欧の怪奇・異端文学に通じるものがあった。読み取り方によっては哲学的でもあり、素直に読んでいくと悪夢でしかなく、「あいたた!」な内容なのだが、こういう世界観は子どもの頃から好きでい続けている。宇野亜喜良氏の彩度を抑えた色使いの絵もぴったりで、幻想小説の原点を見た気がした絵本だった。子どもの豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育んで命の大切さを教えるというプロジェクトで生れたこのシリーズ、お子さん達が読んだ場合どんな想像を広げるのか、ちょっと聞いてみたくなる。2014/08/03

Aya Murakami

192
図書館本 シャーマン系の怪談ネタ…かな?みみなし芳一もそうですけど化け物と関わることってリスクが伴う話をよく聞きます。 大人には見えないナイナイはやはり子供にしか見えない化け物の類なのでしょうか?大人になると霊感が無くなるっていう話もよく聞きます。2020/01/08

KAZOO

169
絵本なのですが何か今までの子供用のとは異なり違和感を覚えます。が、興味津々で読みました。宇野亜喜良さんの絵と皆川博子さんの文章ですからこのような分野に興味のある人にとっては読まずにいられない感じの絵でした。話はシュールな感じで訳が分かりませんが不気味感は残ります。2017/01/10

ケイ

151
表紙の絵がある読友さんを思わせる。それで読んでみた。ピンクは苦手な色だけど、この絵本の中のピンクはとても色遣いがステキ。マイマイも可愛いから、微笑みながら読んでたのに、そうよね、これは怪談絵本だった。二人の名前の意味を考えると、もっと怖くなる。だめよ、夜の夢のしっぽをつかまえちゃ…。2017/08/24

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