内容説明
わたしたちは、なにを『怪物』とよぶでしょう?ギリシャ神話にでてくる、頭髪がヘビでイノシシの牙をもつ女、メデューサ?首長竜のような姿のネッシー?ときには、けたはずれな行動をした人間が、『怪物』とよばれることもありますね。怪物とそうじゃないものの境界線は、どこ。
目次
1 はじめに
2 正常と異常
3 怪物ってなんだろう?
4 怪物からの誘惑
5 怪物、それは神からのしるし?
6 人間と怪物が区別されていったこと
7 怪物を退治する英雄と怪物をつくりだそうとする人々について
8 自分や他人のなかにいる怪物
9 歴史上、政治上の怪物
10 理性が眠ったとき、怪物が生まれる
著者等紹介
ペジュ,ピエール[ペジュ,ピエール][P´eju,Pierre]
哲学者、小説家、エッセイスト。フランス、リヨン生まれ。家族は本屋を経営していた。哲学にかんする数多くの著作にくわえ、戯曲や童話も書き、ドイツのロマン派童話にかんするエッセーもある。現在、グルノーブルとパリのインターナショナルスクールで、哲学を教えている
ブランケ,ステファヌ[ブランケ,ステファヌ][Blanquet,St´ephane]
1973年生まれ。16歳で自分の出版社を立ち上げ、個性的なコミック作品を出版。コミックやデザインの仕事のほか、新聞や雑誌の挿絵も描く。また非常に独特な作風をもち、自伝的な童話や妖精のでてくるおとぎ話もつくっている
伏見操[フシミミサオ]
1970年生まれ。英語、フランス語の翻訳をしながら、東京都に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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