出版社内容情報
夏休みに、ココとナッちゃんだけで、おばあちゃんの家に泊まりに行くことになりました。
お母さんのお腹には赤ちゃんがいて、おばあちゃんが「たまには、お母さんにゆっくりさせてあげたいから」とお泊まりを提案してくれたのです。
ココは不安でいっぱいなのに、ナッちゃんはすっごくのんき!おばあちゃんの家に着いてからも大はしゃぎです。ところがナッちゃん、あんなに元気だったのに急に家が恋しくなって…
『おねえちゃんって、もうたいへん!』から始まったシリーズ7作目。
おねえちゃんの気持ちに寄り添う成長物語。
内容説明
あたし、ココ。小学2年生。いもうとのナッちゃんと、おばあちゃんのいえにおとまりすることになった。ナッちゃんとふたりだけなんて…!ぎゃおんぎゃおんなくし、スーパーではかけまわるし、まるでかいじゅうなのに!小学低学年むけ。
著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞、『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞を受賞。著書多数。「季節風」同人
つじむらあゆこ[ツジムラアユコ]
香川県生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。こどもの本の仕事を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
23
親の再婚で、姉妹になったココちゃんとナッちゃん。3つも年下なのに、身体はココちゃんより大きい怪獣ナッちゃんという設定が楽しいシリーズの7。夏休み、姉妹だけで泊まりに行くことになった。あまり知らない親戚の家へ行くなんて不安だけど、おねえちゃんだからと背伸びして我慢するココちゃん。えらいなあ。怪獣ナッちゃんの変化もほほえましい。読者の子どもたちは、自分と重ね合わせて、ドキドキしたり、ホッとしたりするだろう。つじむらあゆこさんの絵もかわいい。お父さん一族、よく似ていて、笑った♪ #NetGalleyJP2021/06/16
ロイヤルミルクティ
7
終盤、泣きたい気持ちをこらえてココちゃんが泣いているナッちゃんの涙を拭く場面、何度読んでもジーン。2023/10/26
てぃうり
3
シリーズとは知らずに読んだ。おねえちゃんの気持ちに共感できる子どもたちたくさんいそう。いとうみくさん、幼い子向けのお話も素敵。2021/09/23
カナヲ
1
ココちゃんは1年生で、なっちゃんは3歳だけど、みどりちゃんとひろと君は何歳なのかな?私の予想は、みどりちゃんはココちゃんと同い年ぐらいで、ひろと君は、なっちゃんより年上だと思いました。予想だけどね(*´∀`)2021/11/11
むらさき
1
読み聞かせ。このシリーズを初めて読みました。再婚で姉妹になったココちゃんとナッちゃん。お姉ちゃんココちゃんの葛藤もありますが、楽しく笑えるところもあり読めました。子どもたちも気に入り、シリーズを読みたいとリクエストされました。2021/08/24