内容説明
高位のつくも神シャナイアと兄弟の契約をむすんだ少年風雅。柿右衛門の壺をめぐる騒動の中で、ふたりは壺に宿るつくも神の意外な姿を解き明かしていく。そして両親の行方は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
23
一生に一度、なんでも願いを叶えてくれるという「コルノ」のペンダントから出てきた精霊シャナイア。風雅はシャナイアに「僕のお兄ちゃんになって一緒に暮らして」と願う。両親不在の中、アンティーク店の経営は順調。美術館に収められた柿右衛門の鑑定を行う。▽巻末にアンティーク入門あり。柿右衛門、杯洗の説明有り(しかし簡単すぎて知識はつかない系)。イラストが可愛くて、キャラ萌え。ユイマールが登場したところで次巻へつづく。2018/06/08
さお
16
読書会に向けてラノベを読んだつもりが、もしかしてティーンズか!?時間がなーいー!!2016/10/30
星野
10
第2巻。相変わらずふたりの掛け合いが面白い。これ、毎回割と切ない悲恋が絡んでいる骨董品が多くて、そこもまた物語として楽しめる。唯登場。どんな展開が待っているのか期待。2015/01/21
しげ
8
今回はフレンチレストランと美術館を舞台にした、柿右衛門の壷をめぐるお話。食べ物の描写がとても美味しそうでした。紗那の「超絶美形なのにものすごく字がヘタ」というギャップが面白かったです。紗那とは正反対のタイプの黒髪美人、ユイマールこと唯という新しいお兄さんも加わって、ますます楽しくなりそうです。2012/11/05
紅
8
二巻目もサクサク読めました!一巻より、より世界観が広がった感じですね。各キャラクター(特に紗那)の個性が一層強調されていて微笑ましい所も多々ありました。児童書なだけあって展開は予想しやすいものの、壷のつくも神の結末はただご都合主義な展開でなくてよかった。最後は急にユイマールも加わり、更に賑やかになりそうな今後の展開に注目です!何気に三枝さんと晴香さんのその後が気になります・・・。2012/10/06
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- 和書
- 美術画報 〈no.46〉