内容説明
春の出会いから夏、秋、冬と季節がめぐります。はなさんが出会う、ふうがわりなおきゃくさんとのこころあたたまるものがたり。
著者等紹介
戸田和代[トダカズヨ]
東京都生まれ。『ないないねこのなくしもの』(くもん出版)で日本児童文芸新人賞、『きつねのでんわボックス』(金の星社)でひろすけ童話賞を受賞。日本児童文芸家協会会員、日本文芸家協会会員
たかすかずみ[タカスカズミ]
福岡県生まれ。子ども向けの雑誌や絵本のさし絵などで活躍。パステルを使った優しくあたたかい画風に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
97
『きつねのでんわボックス』の優しい絵に魅せられてしまい、たかすかずみさん(絵)、戸田和代さん(文)の同じコンビによるこの本も手に取りました。この本の絵も優しさにあふれています。野原の真ん中の一軒家に住んでいるおばあちゃん。その一軒家を訪ねてくるのは、"ねむくま"、"はらぺこうさぎ"、"なぜなぜねずみ"。こんな可愛い動物たちが遊びにきてくれるなんて!一人住まいでも寂しくないですよね。ときには、孫の"こむぎ"ちゃんも訪ねてきてくれます。冬になってみんな巣の中にひっこんでしまっても、春になったらまた会えます。2021/10/23
はる
46
好みです。優しいお話。野原の駅の近くで、たった一人で暮らすおばあさん。でも、ちっとも寂しくないの、何故なら…。私の大好きな「きつねのでんわボックス」の戸田和代さんの文章と、たかすかずみさんの絵のコンビ。絵がとにかく素敵で温かな気持ちになりました。2025/03/26
ぶんこ
32
ほんわかとした、眠くなるような表紙絵。街から離れた野原駅のそばに1人で暮らすはなさん。寂しくないかときかれますが、実はすてきなお客様が度々訪ねてくれるのです。ねむくまはベッドで一寝入り。はなさんが子守唄をうたいます。他にもはらぺこうさぎと一緒にご飯を食べて、なぜなぜネズミの目は深い緑色。絵もすてき。そして孫のこむぎちゃん!1人でも来られるようになり、来るとくまさんやぅさぎさん、ねずみさんにたくさんお話をきかせてくれます。お返しにねむくまさんは子守唄をうたいました。絵も文もほのぼのでお気に入り。2025/04/06
anne@灯れ松明の火
25
遠い方で。ほかの本を探していて、出会った。やっぱりこの表紙、好き♪ 懐かしくて、つい再読。たかすかずみさんの絵、優しくて、好きだ~♪ もちろん、戸田さんのお話も、とってもいい。心ほかほか♪2016/03/09
ぱお
22
一人でいることがさびしかったり、心細かったり・・・でも、同じ歌を歌いながら一人で寝ているねむくまを思うと、いっしょにいるときの温かさを感じることができる。一人で生きることの恐れが、和らぐ感じがしました。2015/06/28
-
- 電子書籍
- ブンの青シュン!(6)
-
- 電子書籍
- 斉藤さん 7 マーガレットコミックスD…