内容説明
ちゅうしゃはいたい。ちゅうしゃはこわい。ちゅうしゃなんかだいっきらい。「いますぐ、ここからにげだしたい」というぼくのきもちは「にゅっ」とからだからぬけだした。注射ぎらいが治る（？）絵本。穂高順也＆長谷川義史のミラクルコンビがおくるホンワカ爆笑ファンタジー。
著者等紹介
穂高順也［ホタカジュンヤ］
１９６９年、愛知県生まれ。保育専門学校卒業後、幼稚園、保育園に勤務。その後創作活動に入り、立原えりか、小沢正氏に師事する。日本児童文芸家協会会員
長谷川義史［ハセガワヨシフミ］
１９６１年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、絵本作家として活躍中。『おたまさんのおかいさん』（解放出版社）で第３４回講談社出版文化絵本賞、『おへそのあな』（ＢＬ出版）で第１７回けんぶち絵本の里大賞、『いいからいいから３』で第１９回けんぶち絵本の里大賞、『ぼくがラーメンたべてるとき』（教育画劇）で第１３回日本絵本賞、第５７回小学館児童出版文化賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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つくよみ
48
図書館本：注射が怖くて怖くてしかたない子供のお話。ほかのみんなの前で、子供らしい見栄を張っては見るけれど、怖いものはやっぱり怖い。その気持ちが高じるあまり、身体から気持ちが「にゅっ」と抜け出すと言う斬新な展開。抜け出した気持ちで、注射の痛くない国に向かった僕が出会ったのは･･･？結局、みんな注射が怖い＆注射が痛いのは変わりなく。妄想の末に、気が付けば注射が終わっていたけれど、この調子では、あとどれくらい気持ちが抜け出せばいいのやら。まぁ、大人でも痛いものは痛いし、怖いものは怖い。と言うことで。2013/10/02
山田太郎
45
注射とか歯医者こわくない子どもはいないよな、やっぱり。小学生のときは先に注射終わったヤツに痛くなかった確認してたアホな自分を思い出した。2015/09/20
しぃ
32
うーん、怖いものは怖いし、痛いものは痛いよね。でもこんなタイトルに縋りたくなるほど、親は君たちに怖い思いも痛い思いもさせたくはないのだよ。2020/09/03
チヒロール
27
注射の順番を待ってる時の、ドキドキする気持ちが蘇ってきました。そう、で必ずいるんだよね。「注射怖いねんやろ〜⁈」って意地悪くいう子が~_~;このお話のいらんこと言い男子が磯野カツオに似てたので、勝手にカツオ君と読んでると子ども達はクスクス(^.^) 集団接種の懐かしい風景の絵に、小学校の頃を思い出しました。2015/02/24
みっくす
26
最近、注射で初めて泣かなかった息子に読ませたくて。注射怖いよね。注射で泣いている子にも泣くのを我慢して頑張っている子にも読んでもらいたい、ちょっと勇気をもらえる絵本かな♪2016/05/24
