内容説明
いぬくんは、ほんがだいすき。いぬくんは、きょうりゅうのほんがだいすきだし、うちゅうじんのほんもだいすき。つまり、ほんならなんでもだいすきなのです。いぬくんは、ひとりでほんやをはじめますが、おきゃくさんはちっともやってきません。だけどいいの。いぬくんは、ほんにかこまれていればそれでじゅうぶんなのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
133
主人公の犬くんは、本が大好きです。そして、本が大好きすぎて本屋さんを開いてしまいます。たくさんの本を用意して、いざ本屋をオープンします!ところが…。待てど暮らせど、お客さんは来ません。たまに来る人は、お茶がほしいと言ったり、道を尋ねたりする人だけ。時間をもてあました犬くんはあることをします。それは…。焦って、ムチャなことをするよりも、好きなことをして、物事が好転するのを待つ。それも、また才能なのかなって思いました。そして、犬くんには、その才能があるのではないかと思ってしまいましたね♪2014/11/04
Kawai Hideki
72
本好きの犬が、本屋を開くお話。本を仕入れて、体も念入りに洗って、いざ開店!ところが、お客はすぐには来ない。来ても、喫茶店と間違って入ってきた人や、道をたずねにきた人ばかり。仕方がないので、犬くん、商品の本を読み始める。自分が本屋をやっているのも忘れて、一冊、二冊と本の世界に夢中になっていると、ついに本を探しに来たお客が!さっそく、ぴったりの一冊を選んであげる犬くん。お客と一緒にバレリーナになったり、パイロットになったり。そう、本の世界をみんなで楽しむことも、本の魅力なんだね。2018/05/05
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
66
本が大好きないぬくんは本屋さんを始めることにしました。待ちに待ったお店の開店日、たくさんのお客さんが待っていると思ってドアを開けるとそこには・・。ほのぼのとしたイラストも素敵でしたが、何よりも本好きさんにはいぬくんの気持ちがよく分かる絵本でした。どこかとぼけた顔をしたいぬくんが可愛かったです♪★★★★2012/08/30
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
47
本上まなみさん訳絵本。いぬくんの本を好きな気持ちが分かる。本を読むことで色んな体験が出来る事が本の醍醐味。2020/03/12
anne@灯れ松明の火
44
読友さんご紹介。本が大好きで、本屋を開くいぬくん。初めはうまくいかないけれど……。「よんでいるとひとりぼっちではありませをん」 「ほんがだいすき。もっとすきなのはほんをみんなでたのしむこと!」 なんて素敵なお話! 絵も淡くて優しいタッチで、好きだ~♪ 本好きな人なら、きっと好きになる絵本( ^^) (児童書・絵本で寄付しましょう♪参加中)2014/06/11